こんにちは、相馬です。
今回は打設のご紹介。
打設とは、基礎のコンクリートを枠の中に流し込む工程のことです。
多能工の勝負どころですね!
もちろん枠や鉄筋の仕上がり具合も大切ですが、ここでどれだけ丁寧且つ素早い仕事ができるかで基礎の出来栄えも変わってきます。
さてそんな打設当日、コンクリートミキサー車が到着してまず行うのが・・
「強度試験」です。
セメントと水の割合を調べ、住宅の基礎として十分な強度があるかどうかを調べています。
そして打設開始!
近隣へのコンクリート飛散を防止するために、ベニヤで養生をしながら行います。
中央でホースを持っているのはポンプ屋さん以外、平成建設の社員ですね。
平成建設では基礎打設の一体打ちといわれる方法をとっており、
立ち上がり部分(写真でいうとポンプ屋さんが手を置いている所)と
スラブ部分(職人が立っている所)を同時に打ってしまいます。
まずはこの立ち上がり部分、ぐるっとすべて打っていきます。
そして立ち上がり部分が終わるとスラブ部分へ。
このオレンジの器具はモルタルダンパー(パタパタ)と呼ばれる器具。
この器具でスラブの表面を叩くことで、細かい粒子を上へと上げていきます。
この過程を経ることで、コンクリートがきれいに仕上がります。
こちらが前景。
左の方は土間のコンクリートを均し、右ではポンプ車でコンクリートを流し込む。
こうやっていくつかの工程を同時進行で進めていくんです。
すべてのコンクリートを打ち終わると、次の工程へ。
次の工程は、コンクリートの天端、木造の土台が乗るところをできる限り平らにします。
その際に使うのが、天端レベラーと呼ばれるモルタル。
実際の施工の様子がこちらです。
この工程を経て、家の土台と基礎の隙間に、できる限り間があかないようにしています。
すべての工程を終えてあとはコンクリートが固まるの待ちとなります。
急な雨や温度変化にできる限り影響を受けないように、立ち上がり部分には養生をしておきます。
固まり強度がでて、基礎の完成!
いよいよ大工の出番となります!