在来工法は古来より伝わる木造建築の工法を踏襲した工法。 木材の意匠や木目の美しさ、棟梁の匠の技が活かされる工法です。
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木材は調湿能力に優れた日本の風土に適した建材であり、在来工法も日本の風土に適合した建築方法です。 木目を活かした見せ梁や柱、伝統的な純和風住宅の建築など、 匠の技を活かした家や、 通気性に優れ、自然と共に暮らすことのできる住まいを造ります。
環境共生型・自然共生型の住宅に対する理解が深まる今、日本に古来から伝わり、 その風土に適した変化を続けてきた在来工法の価値も再評価されています。
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阪神・淡路大震災時、多くの木造家屋が倒壊・破損し、木造軸組工法は地震に弱いという誤った情報が流れました。 実際は、木造軸組構法だから地震に弱いといった事はありません。 震災時に倒壊した家屋の多くは古く、建築基準法の改正以前に建てられたもので、災害に対するしっかりとした法律が未整備だったことが、倒壊の主な原因と考えられています。
その後、建築基準法は更なる改正を重ね、現在の法規に従って建てられた木造軸組建築は、震災にも十分耐えられるように設計されています。 -
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在来工法の最大の特徴は、建物の出来が大工の腕前にかかっているという点です。 平成建設では有能な大工を育成するべく、正社員雇用という安定した環境の元で、ベテランの大工・棟梁から技術の伝承、新人大工の教育を行っています。
毎年数十名の新入社員が大工として採用され、一級建築大工技能士や二級建築大工技能士などの有資格者も年々増えています。
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