case.08 静岡県沼津市 S様邸
お施主様の家づくりは、一冊の本で見たオレゴン州ポートランドの家から始まりました。 アメリカの山荘をイメージし、外壁は本物の木を使ったラップサイディングを採用しました。 パイン材の木目が美しい床、堂々とした化粧梁、ロマンチックな2階ロフトなど、 素材へのこだわり、外観へのこだわり、お施主様の夢が沢山詰まった住まいです。
お施主様のご希望である「山荘風」に見せるため、屋根は急勾配にし、もや・ほおづえを露出させました。堂々とした風格があり、存在感が抜群です。
2階の手すりは当初アルミ製の予定でしたが、木にこだわって大工手作りの手すりに。
玄関扉は、アルミ製のものに木を貼り付たものを選びました。
映画鑑賞が趣味の施主様憧れの、ホームシアター兼書斎は、19.87㎡(12帖)。
床は18ミリのパイン材。あえて節がいっぱいのものを選びました。
化粧梁を見せて、内観もウッディーに。
シアタールーム上部の化粧梁。2階まで吹き抜けになっているので開放感に溢れています。 音の問題に配慮し、白い壁、天井部分には吸音クロスを貼っています。
木目が美しい脱衣室。お施主様は以前から、洗面脱衣室の壁は木、床は藤マットと決めていたそうです。
トイレも木目が美しく、まるでホテルのような印象です。
ロフト付きの2階洋室。
梁は隠す予定でしたが、露出させた方が雰囲気が出るように思い、計画変更。濃茶色に塗りました。
白い壁の部屋に茶色の梁が良いアクセントになっています。
ちょうど屋根の尖っているところを利用し、ロフトをデザイン。南向きの窓からは海が見えます。 お施主様は、「友達が泊まりに来たら、ここで寝てもらう!」とおっしゃっていました。大人の秘密基地です。
- case.18 市街地に建つコテージ風住宅
- case.85 高原のセカンドライフ
- case.90 木立に佇む山荘