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case.71 静岡県静岡市駿河区 Ｆ様邸
南北に細長い土地に建つ、１階は親世帯、２・３階は子世帯の３階建て２世帯住宅です。 最上階の３階に配置した子世帯リビングは、周囲の建物よりも高い場所にあるため、非常に眺めの良い、明るい空間となりました。 また、照明計画は直接照明と間接照明を織り交ぜて、効果的な空間演出ができるよう配慮しています。 １・２階は南北方向からしか採光が得られないため、どの居室も暗くならないように考慮しました。
ツートンカラーですっきりとまとめた外観。外壁には縦長のタイル調素材を使っています。
車を二台停めたいという施主様のご希望があり、限られた敷地内で工夫して、二台分の駐車スペースを確保しました。
アプローチは施主様のお好きなテイストを盛り込み、煉瓦を埋め込んだ可愛らしいデザインです。
広々とした玄関ホール。
世帯ごとに玄関を分けることができなかったため、２階への階段の前に引戸を設け、子世帯の独立性を高めました。
框・式台・ニッチはサクラの無垢材を、フローリングには桧を使用しています。
和室と繋がる、親世帯ＬＤＫ。
ダークブラウンの梁や建具が、ナチュラルな色合いの中でアクセントとなり、落ち着いた空間を演出します。
梁と梁の間には間接照明を設置。天井や壁に明りを反射させることで、柔らかい光が室内を照らします。
自然素材をふんだんに使った、子世帯リビングです。施主様は子世帯のリビングを２階にするか３階にするか迷われましたが、最終的に明るく眺めの良い３階に配置する事になりました。
最上階にある利点を活かし、屋根の勾配を利用して天井を高く取り、非常に開放感のある空間としました。
また、リビングライコンを設置。食事やテレビ観賞など、様々なシチュエーションに合わせて照明を設定することができ、簡単なリモコン操作でシーンの切り替えができます。
キッチンカウンター・ダイニングテーブルにはケヤキを、本棚・PCカウンターにはタモを、床材には相生杉を使用しています。
一部の壁にはアクセントとして、モザイクタイルをご提案。
ショールームにて、施主様自ら使用するタイルを選んで頂きました。
ナチュラルテイストの内装に、華やかで可愛らしいアクセントです。
廊下の一角には、かつてのお住まいの柱が。お子様たちが背比べをした印が残る、ご家族の思い出を刻んだ柱です。
以前あったお住まいを解体した時に、ぜひ新しい家に使って欲しいとのご要望があり、廊下の一部に取り入れました。
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