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case.72 静岡県駿東郡清水町 Ｉ様邸
施主様のご希望が「段差のある空間で変化を持たせたお住まい」でしたので、同一のフロア内でレベルを下げたスペース、上げたスペースを組み合わせました。 階段下の隠れ家、テレビ台裏のライブラリースペースは一段下げ、逆に和室は一段上げて、広々としたＬＤＫ＋和室空間に変化を持たせています。 生活動線を考慮しながら、楽しい空間構成のお住まいとなりました。
分譲地に建てられたお住まいであるため、いずれ住宅が立ち並ぶ事を考え、窓の配置・目隠の設置を行いました。
地窓や坪庭は、開放感を損なわずにプライバシーを守れるよう、位置を工夫しています。
二方向の扉を持つ、便利なウォークインシューズクローゼット。
両扉を閉じればすっきりと、ウォークインシューズクローゼットを隠す事ができます。
玄関突き当りの壁にはガラスブロックを埋め込んで、リビング・階段からの採光を確保しています。
キッチン、リビング、ダイニング、和室、書斎は、全てひと続きの大空間です。
リビング階段は施主様の一番のご希望でした。スリット階段にし、大きなサッシを取り付けることで、明るく開放的な階段としています。
空間に変化をつけるために一段低くした階段下は、お子様のための秘密基地です。
すぐ隣がキッチンになっているため、奥様はコミニュケーションを取りながら、安心して遊ばせる事ができます。
リビングと小上がりの和室、レベルを一段下げたライブラリスペース。
和室はすぐ外が隣家なので、敢えて地窓とトップライトから採光しています。
光の入りを低くすることで、重心の低い、落ち着いた空間になりました。
また、小上がりにした分、床下は収納として活用しています。
テレビ台の裏側は造り付けの本棚になっています。
本棚の向かいには、施主様こだわりのロッククライミング用の人工壁を設けました。
色鮮やかなホールド（ロッククライミング用の部材）が、部屋のアクセントとなっています。
階段スペースに隣接した坪庭にはシンボルツリーを植え、格子を設ける事で、明るさは確保しながらも外部からの視線を遮っています。
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