黒竹を使った和モダン住宅
墨色の家 本物の素材を感じる家

黒竹を使った和モダン住宅

case.83 静岡県駿東郡清水町 N様邸

設計士のコメント

植物園で竹林を鑑賞し、住まいのアクセントに竹を取り入れようと決められた施主様。 そのご希望通り、外観やインテリアに黒竹を用いて和モダンな雰囲気を演出したお住まいです。 いずれ隣地に家が建つこと、計画地の二方向が道路に面していることなどから、外部からの視線を遮り、プライバシーを守ることに重点を置いたプランニングを行いました。

物件概要
概要
住まいの物語
外観

計画地が角地にあたり、二方向が道路に面しているため、窓や開口部の位置などはプライバシーに配慮して決定しました。 壁面の一部には住まいのテーマでもある黒竹を格子に用いて、和の雰囲気を演出しています。

外観
外観

住まいの形状をL字型にし、壁の一部を延長して、庭を囲むように配置。 大きな開口部を全て庭に面する壁に設けることで、外部からの視線をコントロールしています。

勾配屋根には可能な限り大きい、太陽光パネルを設置しました。

外観
玄関

手すりや格子など、インテリアのアクセントには黒竹を使用。

階段下も無駄なく、土間収納として活用しています。

2階への階段に設置した手すりは、当社大工が杉の木を加工して製作しました。

玄関
リビング

天井に直接照明を設置せず、間接照明を採用したLDK。穏やかな光が漆喰の壁に反射し、柔らかく室内を照らし出します。

リビング
リビング

リビングの一角にはお酒をディスプレイするコーナーを設けました。

テレビ台には無垢の杉板を利用し、後ろに間接照明を配置しています。

こちらの壁面は道路に面しているため、敢えて大きな開口部は設けずに「壁」として活用しました。

テレビ台上部には、エアコン隠し兼、インテリアのアクセントとして黒竹を格子上に配置しています。

リビング
インテリア

銘木屋にて施主様が選ばれた杉の一枚板。当初の予算をオーバーしましたが、「これが気に入った」とご購入されました。 大工が加工して収納付きのダイニングテーブルに変身。

インテリア
和室

施主様はLDKにソファなどは設置せず、床で過ごす暮らしを想定されています。 この小上がりの和室コーナーは、横になることもできる寛ぎのスペースです。

和室
リビング

トイレにも多くの自然素材を使用しています。

床には相生杉、カウンターには楠の無垢板を採用し、和風のボウルを設置して和モダンな雰囲気を演出。

不規則な形に加工された手すりは、周囲の自然素材に合わせて、当社大工が加工したものです。

トイレ
墨色の家 本物の素材を感じる家
ページトップへ