平成住宅日誌―平成建設住宅部スタッフブログ―

  • 土工事

    Posted on : 2009.10.22

    現場監督アベちゃんです。

    先日ついに基礎工事が始まりました。

    根切り底、位置を確認しながら掘り進みます。

    事前に地盤調査を行っているため、良好な地盤と結果は出ていますが、

    必ずしも100%正確というわけではありません。

    現場で目視での確認が重要になります。

    次に基礎下の地盤の形成を終えたら、

    防湿シートを敷きます。

    これが地盤から上がってくる、湿気を防ぎます。

    しばらく経つと裏面に水滴が付いているのがわかります。

    これを敷くことにより、地盤からの湿気が入らず、

    快適な住居空間を作ることが出来ます。

  • 物に色を付ける

    Posted on : 2009.10.12

    監督Hです。 

    今回は、物に色を付ける塗装工事についてです。

    塗装というのは、実に奥が深く、難しい工事です。

    図面には、OP、EP、AEP、OS などと種類が表示されていますが、

    これは、油性、水性、アクリル水性、オイルステインを表しています。

    この他にも、色々な種類の塗装があります。

    最近よく使用されるのが、オイルステインです。

    これは、木目を生かす塗装で、塗料を木に染み込ませて色を付けます。

    玄関ドアを塗装中

    この塗料は、下地の状況(白太、赤身、節など)により、染み込みかたが違うため、

    少しむらがあるように見えてしまうのが難点です。

    汚れや、染みの意味をもつステインという名の通り、良くも悪くも木の表情がそのまま出ます。

    いろいろな塗料を使っています。

    この写真では、梁は何も塗っていないように見えると思いますが、

    バニラ色のステイン塗装をしています。

    これは、時間が経っても日焼けしたように見せないために塗っています。

    その他にも、階段の手摺にはOPを、階段、建具にはオイルステインクリアー、

    赤く見える棚には2液のウレタンクリアー(1液と2液があります)の3分艶。←艶の具合も変えれます。

    そして、壁にはカルシュウムペイントを塗布しています。

    下地に応じて塗料を変える。まだ出会ったことのない塗料も、たくさんあるはずです。

    さらに色の種類も無限にあります。

    このような見本帳で色を選んだりします。

    お家を建てる時には、外壁、屋根、床、壁、天井などなど、沢山の色を決めていただきます。

    かなり体力を使うとは思われますが、それを設計士と楽しんで下さい。

    現場では、そのイメージをしっかりと形にするために、協力させていただきます。

  • 地縄

    Posted on : 2009.10.07

    どうもお久しぶりです。現場監督アベちゃんです。

    工事着工前には必ず地鎮祭を行いますが、その前に地縄を張ります。

     地縄

    この地縄は建物の位置を示しています。

    その後、建物内に祭壇を設置します。

     

    祭壇

    地鎮祭とはその土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの

    許しを得るために行います。

    地鎮祭後、お施主様立ち会いのもと、建物の位置確認を行います。

    やはり図面上ではイメージする事が難しいので、

    現地で必ず確認をします。地縄張りはそのためでもあります。

    建物の位置が決まったところで、遂に工事の着工です!