平成住宅日誌―平成建設住宅部スタッフブログ―

  • コンクリート強度

    Posted on : 2010.01.18

    現場監督Hです。

    平成建設では、マンションの型枠、鉄筋、コンクリート打設もできる

    多能技能工が、住宅の基礎も造っております。

    5階、6階建ての構造を造れる知識、技術がある職人が造った住宅の基礎。

    丈夫な基礎が出来ないわけがないですよね。

    しかし、高い技術を持った職人がつくっても、材料自体の強度が足りなければ

    元も子もありません。

     

    材料の管理は、現場監督の重要な仕事です。

    では、どのように管理をしているのか。今回はコンクリートの管理方法を紹介します。

    まずは、着工前にコンクリートを納入するプラントを決めます。

    決定したら、配合計画書というものを提出してもらい、強度や水セメント比など

    設計図の指定に合っているか確認します。

    そして、実際にコンクリートを打設する前に、受入れの検査をします。

    コンクリート受入れ検査

    ここでは、スランプ、空気量、塩化物含有量などを調べます。

    そして、同時にテストピースを採取します。

    テストピースは実際に打込んだコンクリートが、本当に基準強度に達しているか

    確認するためのものです。

    4週間たったテストピースを、実際に潰して、コンクリートの強度を確認します。

    圧縮強度試験

    このように、いくつかの試験を行い、コンクリートの品質を管理しています。

    今回紹介したのは、ほんの一部で、基礎が完成するまでには、

    いろいろと確認しなければならないことがあります。

    自信を持って「平成建設の基礎は丈夫です。」と、言う為の裏付けを

    現場監督は緊張感をもって管理しています。