現場監督Hです。
今回は、内装下地材のプラスターボードを紹介します。
クロスや塗り壁、塗装などの仕上げの下地となります。
プラスターボードと一口で言っても、いろいろな種類があります。
この写真の中に、4種類のプラスターボードが使用されています。
黄色っぽいのは、普通プラスターボード。
緑色は耐水プラスターボード。水廻りや、湿気の来そうな部分に使います。
壁と天井で厚みも違います。
その他にも、強化プラスターボード(石膏のなかにガラス繊維が入っています。)
これは、法的に必要とされ使用することがあります。
硬質プラスターボード(密度がたかく、ものすごく重いです。)
音の緩和のために、木造住宅の床に敷いたりします。
さらに、鉛の貼ってあるプラスターボードもあります。
まだまだ種類はありますが、これぐらいにしておきます。
いろいろと使い分け、必要な部分に必要な材料を使う。
仕上がってしまうと、まったく見えなくなってしまうからこそ注意する。
同じように出来上がっても、見えない部分が違えば別の建物になります。
より良い建物とは、そういうところをさす言葉だと私は思います。
現場監督Hです。
今回は、棟換気(むねかんき)についてです。
あまり聞きなれない言葉だと思います。
何を換気するかというと、屋根面に通気層を作り、
空気の流れを作り、その空気を排気します。
外壁面の通気層というのは、現在では当然のことになっていますが、
それと同じことを屋根で行います。
(屋根の一番高いところについています。)
どのような効果があるのか?
それは、夏場の陽射しで、屋根はかなりの熱を受けます。
その熱で暖められた空気が、通気層の中で上昇気流をおこし、
換気棟から排出されます。そして、新しい空気が入ってきます。
その空気の循環が、室内に伝わる熱を和らげてくれるのです。
工事中に屋根に上がって、換気棟に手をかざしてみると、
ものすごい勢いで空気が出ています。
これを確認することにより、通気層がしっかり施工されていると実感できます。
より良い室内環境を創るために効果的だと思います。
写真に写っている、屋根に何個か付いている金物は、
換気棟には関係ありません。
太陽光発電のパネルを受ける金物です。
これについては、また今度にします。
現場監督Hです。
今日は、監督のデスクワークについてです。
現場監督の仕事の中で、最も大切な仕事のひとつである、
お金(現場の予算)の管理です。
限られた予算のなかで、いかに良い建物を創り上げるか。
無駄をなくし、効率を上げて、段取りを良くして、無駄な支出を抑える。
監督の醍醐味であり、腕の見せ所です。
裏を返せば、一番怖い仕事でもあります。
毎月、請求書のチェックをするときは、帰りが遅くなってしまいます。
予算と支出を、照らし合わせる作業でもあるので、神経を使います。
今月も、なんとかチェックが終わりました。
いい時間になってしまいました。
はじめまして、監督Hです。
このブログがスタートして、けっこうな日々が流れてしまいました。
完全に乗り遅れてしまいました。
これからは、がんばって定期的に更新するよう心がけます。
自分は、文章を書くのあまり得意ではないので、写真に一言添えるようなかたちで、
現場のことを、紹介していきたいと思います。
今回の写真は、建て方です。
建て方開始直後です。 天気に恵まれて ホッとしました。
現場監督は天気に敏感です。
翌日の天気を聞けば、みんな答えられます。
全景がみえてきました。
建物は、仕上がってからは、当然きれいなのですが、
建て方直後の、構造躯体のみの姿も、とてもきれいです。
平成建設では、同じ建物は建てないので、毎現場ごと違う表情を
見せてくれます。
この姿を眺めるのが、現場監督の楽しみのひとつです。
これから、いろいろと紹介していきますので、
たまに見に来てきて下さい。
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