平成住宅日誌―平成建設住宅部スタッフブログ―

  • 番外編

    Posted on : 2012.10.13

     たまには、建築以外の話を!住宅事業部設計の半田です。

     先日、間違い無く日本の竹島に行って来ました。橋で繋がっています?

     蒲郡の竹島です。

     

       竹島から蒲郡方面を見た写真です。ね!橋で繋がっているでしょ!これ位の距離なら問題の竹島も問題にはならなかったのでしょうね!

     大忙しで、夕方犬山城に行きました。春日井に3年ほど住んでいましたが、いつでも行けると思っているうちに静岡に帰って来てしまい、初めて見に行きました。ひさしぶりに各務ヶ原基地のF15Eの爆音を聞き大変懐かしかったのは、小牧、浜松の航空自衛隊の基地近くに住んでいたせいでしょう!

     私が愛知在住の頃は、このお城は確か個人の物だったような気がします。

     こちらのアングルの方がきれいですね!

     日頃、直線が好きな私ですが、お城を見た時には、本当に曲線がきれいに見えます。和風の建物は、本当に直線美、曲線美と飽きが来ません。

     見え難いですが(夕方で日が落ちかけていました)、城下町です。一生懸命面影を残そうとしていますが、やはり車が通行したり、最近の建物が数件有ったり非常に残念に思いました。妻籠宿の様に徹底出来ると良かったのでしょうが、周辺環境を考えるとこれでも頑張っているんだろうと感じられます。

     愛知県を蒲郡、犬山と一日で回ってきましたが、もっと、ゆっくり回れたらと思いました。次は、ゆっくりと、歩いて来たいと思います。でも、次は、京都、上賀茂神社のコンサートが見られると良いのですが!

                                                                                                                   

  • 久しぶりに地盤について(液状化対応工法)

    Posted on : 2012.10.10

     住宅事業部 設計の半田です。約1年半ぶりの投稿になります。

     何せ、内容を構造という難しいものにした結果、少々敷居が高くなってしまい・・・・・!

      そんな事も言っていられませんので、この1年何をやっていたか報告したいと思いますが、本日は、最近当社で施工された液状化対策に適していると言われている地盤改良工法についてレポートします。 環境保全型地盤改良方法と施工している会社では名付けている様です。以前から有った砕石を使用した砕石パイル工法です。

     液状化に対応した工法には、サンドコンパクションパイル工法が一般的ですが大規模な建物用の工法で住宅には適しません。小規模住宅の場合これが!と言った工法が見当たらず、鋼管杭で施工される場合が多い様です。そんな中で、砕石パイル工法が東日本の震災の際に有る一定の効果が有ったと言う事で脚光を浴びています。

     今回まさに液状化の影響を受けると思われる事と、近隣の河川や池の水への影響を考え、砕石パイル工法であるHySPEED方法を採用しました。私の担当では有りませんが、見る機会が有りましたので写真を載せたいと思います。

      まず、電柱を建てる時に使用するオーガーと言う機械ににている特殊な装置を使い、予定杭長まで掘削を行います。杭径は400φ~650φまであります。

                 

      次に掘削が終わった穴に20mm~40mmの砕石を投入しながら(20センチ程度毎)、ドリル逆回転で押し込んで行きます。砕石パイル及び周辺地盤ともに圧密が掛かります。

                     

          そして上記の様に完成します。

     

     土の粒子が大きい砂質土の場合、粒子間に間隙水が有ると共に、表面水位が高い地域では。地震の揺れに依り、砂の粒子は、下層では密になり上層では液体状になります。そして噴砂となって地面に吹き出してきます。砕石パイル自体の隙間が水を通しやすいため、水圧をうまく吸収し液状化に依る噴砂をも未然に防ぐ効果が有ると言う事です。

     地盤補強方法には、様々な工法が有りその土地に有った補強方法を選択する事が重要だと考えます。

     大変面白いBLOGが多くなっていますが、堅いBLOGも有って良いかと思いますので面白く無いかも知れませんがこれから住宅を考えている方の為に少しでも役に立てればと言う事で技術BLOGを続けたいと思います。

     皆さん、飽きずにお付き合い下さい。次回は、液状化のメカニズムについて簡単にお話しします。

  • 店舗併用住宅なので

    Posted on : 2012.10.05

    設計の“おか”です。

    暑い日が続きますが、時折吹き抜ける風がすっかり秋めいてきました。

    さんま祭り(※1)の季節ですね。

     

    さてさて、さっそく本題ですが

    新築住宅の、しかも自由設計ともなると決めることはてんこ盛りです。

    ましてや、店舗併用住宅ともなると、店舗のオープンの日取りもありますので、時間との戦いです。

     

    今回はそんな店舗併用住宅ならではの打合せをご紹介です。

     

     

    ~打合せの様子1~

    段ボールの新しい使い方 -看板の大きさ確認-

    現場に落ちている段ボールを掲げて、遊んでいるのではなく、

    看板の大きさにカットしてきた段ボールで実寸を確認中。

     

    結構でかいです!目立ちまくりです!ニヤニヤ

    それにしても、お施主様に段ボールを持たせ、写真を撮って遊んでいる私はどーなんでしょう・・・

     

     

    ~打合せの様子2~

    看板デザインの打合せ

    実際の看板の大きさに印刷したもので最終的なデザインを打合せ!

    大きくて机からはみ出している~

    この後、外に出て文字の大きさやバランスを確認したりと、

    アクティブな打合せと相成りました~

     

     

    こんなそんなで、店舗併用住宅なので決めることも多く、

    なかなかの時間との戦いっぷりでしたが、

    なんとか看板もある程度決まり一段落です!!!

     

     

    「おおさわ鍼灸院」と「おおさわ漢方薬店」

    長泉町中土狩に間もなく完成です!

    頭痛や産後の体ケアなど、体に不調がある人はぜひ行ってみてください。

     

    ~朗報~

    こちらの店舗併用住宅は10/20・10/21に見学会が行われることが決まりました!パチパチ

     

     

     

    おかでした(V)o¥o(V)

     

    ※1:さんま祭りとは、日吉の某所で秋に行われるひたすらさんまを焼き、そしてひたすらさんまを食す祭りのことである。

     

     

  • 熱帯夜

    Posted on : 2012.10.04

    こんにちは。

    設計を行っているTです。

    最近、寝苦しい夜が続いていますね。

    自分も暑いのは苦手なので、思わずクーラーのスイッチを入れてしまいます。

    体にも環境にも、おまけに家計にも優しくないと分かっていながら止められないのは、あながち自分の意志の弱さだけではないようです。

    近年、盛んに報道されている温暖化の影響は確実に広がっているようで、スコールの様なゲリラ豪雨や極端に高温になるヒートアイランド現象など、今までの日本では考えられない現象が多発しています。

    徒然草の時代から、日本の建築は夏を旨とすべしといわれてきましたが、夏を快適に過ごす住宅の在り方を改めて考える必要がありそうです。

    エネルギーや資源をふんだんに使った重装備の建築から、自然の様相をうまく取り入れて、軽やかに環境に寄り添う建築へと、発想そのものを転換していかなくてはと、建築に関わる者の一人として強く感じています。

    でも、難しいんですよね・・・

    クーラーのスイッチを切るのが・・・・

  • 動くショールーム

    Posted on : 2012.10.03

    こんにちは!松永です。

     

    先日、本社の駐車場にこんな車がやってきました!

     

    外にも中にも何かが見えます…

     

    ”LANP”の文字が見えるこちらのトラック。

    建築金物や家具金物でおなじみ!

    スガツネ工業さんの動くショールームです◎

     

    荷台の中は金物でいっぱい!

     

    家具や扉の把手、引出しや開き扉の金物、壁付けフック…などなど

    住宅やリフォーム、マンションでもお世話になっているメーカーさんです。

     

    デザインはカタログでわかっても、使いやすさは実際に手にしてみなければわからないもの…

     

    触って確かめます。

     

    壁一面にびっしりと付いた金物は見応え充分!

    あの現場のあの場所に使ってみよう!と具体的な話もちらほらと…

     

    じーーーっっっくり観察。

     

    東京や静岡にあるショールームまで実際に足を運ぶことが多いので、

    会社まで来てくれるのは嬉しいことです。

    (各メーカーさんお願いできますでしょうか 笑)

     

    実際に使用した際には、ブログでも紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!