平成住宅日誌―平成建設住宅部スタッフブログ―

  • お施主様と行ってきました☆☆☆

    Posted on : 2011.09.26

    こんにちは! N(夫)です☆

    ちょっと久しぶりになってしまいましたsmiley

    今回は、先日お施主様と一緒にあの天竜杉で有名な浜松市天竜区にある木材屋さん(T.S.ドライシステム協同組合)に行ってきた時のお話です☆

    AM8:00:お施主様と私、監督、営業で会社に集合して、期待を胸に一路浜松へenlightened

    最初に現地のプレカット工場でプレカット図(建物の構造体の設計図です☆)の打合わせをして、いよいよ天竜へ、浜松市内から天竜へは車で一時間ちょっと、天竜川を横目に山間部の道を進んで行くと・・・

     

    ☆ありました☆

    どうでしょうこの素敵なロケーションenlightened

    山間部に、木材が整然と積まれた広大な敷地に、大きな加工場、倉庫が出現しました。木の良い香りが辺り一面広がっていてとてもワクワクした気持ちになりましたsmiley

     

     

    ☆真剣に説明を聞くお施主様☆

    協同組合の理事長さんが、とても親切に我々を案内してくれました☆ 先日は本当にありがとうございましたsmiley 

     

    ☆木材は一本一本、いつ伐採されたものか分かるようにしっかり管理されています☆ 

    出番を待つ木材達です☆ 製材され、カンナをかけるととても綺麗な木目が現れます。

     

    当日は一日かけて、木材に関わる人達といっぱい話す事ができました☆

    車内や見学中もお施主様や監督と、お施主様にとっての理想の家って何かを沢山お話をすることが出来てよりお互い共有するものが多くなった気がします。共有できる事を増やすことが設計の仕事だという事を、改めて思い出した一日になりましたsmiley

    早く完成した建物が見たくなった今日この頃です☆ 

     

     

     

     

     

      

  • ☆祝竣工☆

    Posted on : 2011.07.12

    こんにちはN(夫)ですsmiley

    先日、担当させていただいたお宅が 『☆祝竣工☆』となりましたのでご報告です。

    コンセプトは『通り土間のある家』でした。

    ご家族4人で、1階を『集まる場』に、2階を『個人の間』としたお住まいです。

    通り土間を玄関に、引込の建具を開けると床座のリビングに直接つながります。又、土間は勾配天井になっていて正面を見上げると、2階離れの障子が目に入ってきます。土間を中心にリビング、小上りの和室、2階離れが繋がった空間構成です。又、リビングの吹抜けには居室やバルコニーと繋がるスノコ廊下がかかっていて優しい光がスリットを抜けてリビングに入ってきます。

     

    まずは、玄関を入ったときのお写真です。

    土間を中心に各お部屋が配置されています。勾配天井が気持ちの良い空間になりましたsmiley

     

     

    リビングに入るとそこにはenlightened 無垢の堀座卓が飛び込んできます。樹木はセンの木を使っています。

    とても素敵なテーブルになりましたsmiley

     

    優しい光がスノコ廊下を抜けて入ってきますenlightenedスノコはタモの木で作っています。

    当社の大工さんの力作です。

     

    小上がりの和室はシンプルに・・・ 障子で土間空間と繋がっています。

     

    2階離れです。窓からは外の木々を楽しめます。障子を開けると土間空間と繋がります。

     

    2階の各お部屋にはロフトが設置されていて、とてもわくわくした気持ちになります。

     

    昨年の夏にお施主様と出会い、約11ヶ月とても楽しく設計させていただきました。ありがとうございました☆ 11ヶ月というと長いようですがアッという間の時間でした☆ 工事中は震災の影響もあって、一部の設備機器が引渡ギリギリの搬入になってしまいましたが、大きな事故もなく、無事お施主様にお引渡ができてホッっとしました。

     

    お施主様☆

    設計・工事期間中、いろんな打合わせ、ありがとうございました。竣工後も変わらぬお付き合い宜しくお願い致します。

    又、何かお気づきの点ありましたら、ご気軽に声をお掛けてください☆

     

     

     

  • 漆の講習会。

    Posted on : 2011.06.18

    本日、会社で漆についての講習会を行いました。

    先生を招き、建築にもっと漆を使うためにどうするか

    施工方法や注意点はどんなことか、有意義な話が聞けました。

    黒シャツの方が漆の先生、三田村秀貞氏。

    なぜ漆が良いかというと、まずは自然素材で有害な物質を出さないということ。

    漆は固まる前は御存じの通り、触るとかぶれたりするのですが

    いったん固まってしまえば非常に安定した防護膜となり、融けたりすることがありません。

    また、熱や酸にも非常に強く、本物の漆塗りのものは火であぶっても燃えないということです。

    (お土産物屋で売っている千円、二千円ぐらいのものは偽物も多いとのこと)

    それに長く使えば使うほど味が出る塗料ということも、設計士として大きな魅力です。

     

    そして拭き漆の実演もやっていただきました。

    拭き漆とは読んで字のごとく、漆を塗っては拭き、乾かしてからまた塗って拭く、

    ということを繰り返す技法です。

    塗った漆を拭きとる三田村先生。

    先生は素手で拭いてますが、これは小さいころから漆に接してきたから成せる技だそうで

    普通の人がやったら確実にかぶれます。

    ビニールの手袋は必須です。

     

    拭き漆は黒塗りの漆などとは違い、木目を生かした漆塗りとなります。

    拭き漆塗りの板きれ(1回目)。塗り重ねるごとに光沢が出ます。

    素敵な仕上がりになるのですが、ネックになるのがやはりお値段。

    漆が塗料として高価であり、また施工に手間がかかるので

    現状ではあまり気軽には使えないお値段になりますsad

    まずはムク板のテーブルや床の間の部材など

    ポイント的にご提案していきたいです。

    将来は漆が当社のセールスポイントのひとつになればいいな、と思っていますenlightened

     

    住まいの中での漆の活用にご興味のある方、ぜひ、平成建設にお問い合わせください。