こんにちは、ZUNです。
最近、仕事で大活躍するようになった道具があります。
それがこの『書いても消せるペン』です。
これはパイロットから出ているフリクションというペンで、
こんにちは! N(夫)です☆
ちょっと久しぶりになってしまいました
今回は、先日お施主様と一緒にあの天竜杉で有名な浜松市天竜区にある木材屋さん(T.S.ドライシステム協同組合)に行ってきた時のお話です☆
AM8:00:お施主様と私、監督、営業で会社に集合して、期待を胸に一路浜松へ
最初に現地のプレカット工場でプレカット図(建物の構造体の設計図です☆)の打合わせをして、いよいよ天竜へ、浜松市内から天竜へは車で一時間ちょっと、天竜川を横目に山間部の道を進んで行くと・・・
☆ありました☆
どうでしょうこの素敵なロケーション
山間部に、木材が整然と積まれた広大な敷地に、大きな加工場、倉庫が出現しました。木の良い香りが辺り一面広がっていてとてもワクワクした気持ちになりました
☆真剣に説明を聞くお施主様☆
協同組合の理事長さんが、とても親切に我々を案内してくれました☆ 先日は本当にありがとうございました
☆木材は一本一本、いつ伐採されたものか分かるようにしっかり管理されています☆
出番を待つ木材達です☆ 製材され、カンナをかけるととても綺麗な木目が現れます。
当日は一日かけて、木材に関わる人達といっぱい話す事ができました☆
車内や見学中もお施主様や監督と、お施主様にとっての理想の家って何かを沢山お話をすることが出来てよりお互い共有するものが多くなった気がします。共有できる事を増やすことが設計の仕事だという事を、改めて思い出した一日になりました
早く完成した建物が見たくなった今日この頃です☆
本日、会社で漆についての講習会を行いました。
先生を招き、建築にもっと漆を使うためにどうするか
施工方法や注意点はどんなことか、有意義な話が聞けました。
なぜ漆が良いかというと、まずは自然素材で有害な物質を出さないということ。
漆は固まる前は御存じの通り、触るとかぶれたりするのですが
いったん固まってしまえば非常に安定した防護膜となり、融けたりすることがありません。
また、熱や酸にも非常に強く、本物の漆塗りのものは火であぶっても燃えないということです。
(お土産物屋で売っている千円、二千円ぐらいのものは偽物も多いとのこと)
それに長く使えば使うほど味が出る塗料ということも、設計士として大きな魅力です。
そして拭き漆の実演もやっていただきました。
拭き漆とは読んで字のごとく、漆を塗っては拭き、乾かしてからまた塗って拭く、
ということを繰り返す技法です。
先生は素手で拭いてますが、これは小さいころから漆に接してきたから成せる技だそうで
普通の人がやったら確実にかぶれます。
ビニールの手袋は必須です。
拭き漆は黒塗りの漆などとは違い、木目を生かした漆塗りとなります。
素敵な仕上がりになるのですが、ネックになるのがやはりお値段。
漆が塗料として高価であり、また施工に手間がかかるので
現状ではあまり気軽には使えないお値段になります
まずはムク板のテーブルや床の間の部材など
ポイント的にご提案していきたいです。
将来は漆が当社のセールスポイントのひとつになればいいな、と思っています
住まいの中での漆の活用にご興味のある方、ぜひ、平成建設にお問い合わせください。
こんにちはN(夫)です。
前回、妻が紹介した建築訪問記の続編です☆☆☆
最初の目的地、『資生堂アートハウス』を、後にしたN家一同は、そのまま掛川市を北上し、山の中をどんどん進んで行き、『ねむの木村』へ・・・
掛川駅から約20分程度の場所にあり、ご存じの方も多いと思いますが、ここには『ねむの木学園』や、子供たちのお店、ガラス工房、喫茶店や美術館などがあります。
今回は、2つの美術館におじゃましてきました☆☆
一つ目は、坂茂さん設計の『緑の中』です。三角格子構造をした屋根のある美術館です。ここには『ねむの木学園』に通う子供達の絵などが展示されています。
ガラスの箱にエッジを効かせた三角格子屋根がシャープな外観を構成していました。
中に入ると天井の格子が心地よいリズムを奏でていて、また、全面ガラス張だったので室内にいながらも外の緑が感じられ、『緑の中』という館名通りの印象でした ひとつ残念だったのは、雨だったので、天井のテントを透過した優しい光を感じる事が出来なかったことでした
二つ目は『どんぐり』
藤森照信さん+内田祥士さん設計の、どんぐり型?屋根の特徴的な外観でした。とってもかわいらしく、おとぎの国に出てくるようなそのフォルムに一瞬で魅了されました
また、中に入ってみると、さらに魅了されました。
すべて書ききれませんが、その中でも一つは、どんぐり型の屋根形状を生かしたドーム型の天井を持つ2F展示室は、天窓からの優しい光も相まって、魅了された方も多いのでは?、我家お気に入りの場所になりそうです
また、子供達の描いた絵はとても独創的、かつ優しさにあふれた物ばかりで、鑑賞していくうちに、その世界観に驚き、惹きこまれていきました☆
絵を見ながら気づいたことは、空間がとても優しく、なんか包み込まれているような感じをうけたことで、ちょっと生意気に聞こえてしまうかも知れませんが、空間と絵がとてもバランスよく共存しているように、感じました。それって、とても素敵で大事な事ですよね☆☆☆
ちなみに、我家の息子君は、絵を見て何か、感じる事があったのか、とてもはしゃいで走り廻っていました
(館内にいた皆様お騒がせしてスミマセン・・・☆)
そして・・・掛川城を横目に掛川から高速に乗って、帰路へ
今回、ちょっとドタバタな建築訪問になってしまいましたが、家族で来て良かったと思います☆
設計に必要ないろんな気持ちを、再認識できた一日になりました
こんにちは、宮下です。
あと2日で12月。今年も終わりが近づいています。
そろそろ年賀状を用意しながら、今年一年を振り返る時期ですね。
みなさんはどんな2010年を過ごされましたか?
個人的には、今年は人生で大きなイベントがあった年でした。
お仕事でも、素敵なお家づくりにたくさん関われた、実りの多い年でした。
来年ももっと素敵な年にしたいです。。。
そんな中、先日ビックサイトで開催された『JAPANTEX2010』に行ってきました。
インテリアトレンドショーということで、国内のメーカーさん達が今年・来年の新商品などをたくさん展示している展示会です。
最新のトレンドやこれは使える!!という新商品の情報を求めて、多くの設計・インテリア関係者が集まって来てました。
その中から気になるものをご紹介します。
まずは、和を意識したものを3つほど
左の友禅きものを使ったカーテンは、パッと目を引くとても華やかな物でした。
ホテルなどですでに採用されているそうです。
真ん中はいぶし瓦を室内装飾として使えるようにしたパネルです。
独特の重みというか渋さがあって、ポイントで使うとおもしろそうです。
右は、当社の標準仕様にもなっている朝日ウッドテックのライブナチュラルというフローリングの新作です。
来年発売のクールジャパンというシリーズ。
欅や樺などの材に柿渋や漆で塗装をするという手法で、触感がかなり無垢材のフローリングに近いものになっていました。
カーテンやマットのメーカーもたくさん展示がありました。
こちらは立川ブラインドさんの新作。
閉じた状態が左の状態。
一枚のロールスクリーンですが、クイっとひもを引っ張ると、右の状態になります。
黒い布地部分がそれぞれ折りたたまれ、レース部分から光と風が通ります。
従来ロールスクリーンやシェードはレース地と厚地の2枚必要でしたが、この方法だと1枚に出来るのです。
見た目もすっきりでこれは使えそうです。
長くなってしまったので、次で最後です。
スミノエさんののこり染めマットです。
こちらは2010年のグッドデザイン賞も受賞した商品で、
ワインやジュースを作ったのこりを染色に利用したものなんです。
パセリやくり、あずきなど、身近な原料で染めているので安心。
そして、色合いもとってもナチュラルでほっこりした雰囲気ですよね。
ですが、この色合いを出すのに、ベテラン染色職人さんや技術者の方々が試行錯誤して、
約1年苦労をして出来たそうです。
新しいものが出来るには、たくさんの労力がかかっているんですね。
インテリア業界も新しいものが次々と誕生しています。
みなさんも参考にしてくださいね。
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