お施主様の夢が詰まったフリープランと、予算とか法規制とかの現実の間で悩む設計士の日々。

2011/06/18

漆の講習会。

本日、会社で漆についての講習会を行いました。

先生を招き、建築にもっと漆を使うためにどうするか

施工方法や注意点はどんなことか、有意義な話が聞けました。

黒シャツの方が漆の先生、三田村秀貞氏。

なぜ漆が良いかというと、まずは自然素材で有害な物質を出さないということ。

漆は固まる前は御存じの通り、触るとかぶれたりするのですが

いったん固まってしまえば非常に安定した防護膜となり、融けたりすることがありません。

また、熱や酸にも非常に強く、本物の漆塗りのものは火であぶっても燃えないということです。

(お土産物屋で売っている千円、二千円ぐらいのものは偽物も多いとのこと)

それに長く使えば使うほど味が出る塗料ということも、設計士として大きな魅力です。

 

そして拭き漆の実演もやっていただきました。

拭き漆とは読んで字のごとく、漆を塗っては拭き、乾かしてからまた塗って拭く、

ということを繰り返す技法です。

塗った漆を拭きとる三田村先生。

先生は素手で拭いてますが、これは小さいころから漆に接してきたから成せる技だそうで

普通の人がやったら確実にかぶれます。

ビニールの手袋は必須です。

 

拭き漆は黒塗りの漆などとは違い、木目を生かした漆塗りとなります。

拭き漆塗りの板きれ(1回目)。塗り重ねるごとに光沢が出ます。

素敵な仕上がりになるのですが、ネックになるのがやはりお値段。

漆が塗料として高価であり、また施工に手間がかかるので

現状ではあまり気軽には使えないお値段になりますsad

まずはムク板のテーブルや床の間の部材など

ポイント的にご提案していきたいです。

将来は漆が当社のセールスポイントのひとつになればいいな、と思っていますenlightened

 

住まいの中での漆の活用にご興味のある方、ぜひ、平成建設にお問い合わせください。

 

カテゴリ: 住宅   会社のこと   その他   自然素材   タグ: タグ無し
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2010/11/19

小さな街


YOKKOです。
寒いので後輩の家で勝手に鍋パーティーを企画しました。
もちろん準備は後輩たちです!←ひどい(#゚ロ゚#)

そんなことはさておき、
平成建設では、お引渡しの前に、建物に会社で用意した撮影用の家具を入れさせて頂いて、竣工写真を撮影しています。
カメラマンはオールマイティな平成建設ということで、もちろん社員です。
手前味噌ではありますが、腕前はプロ級!
出来あがった写真は、建物の魅力を十分に引出し、設計を担当した私たちもおぉ~っと思うものが多くて、毎回楽しみにしています。
そうして撮った写真は、データで全てお施主様にプレゼントしています。その中でこれだっ!という一枚は、現像して写真立てに入れてお渡ししています。
お施主様は、『これほんとにウチ?!』と驚く方がほとんどで、大変喜んでいただいています。


さて、今日はそんな竣工写真をたくさん紹介しちゃいます!大きい写真で載せちゃいます!
先月末にお引渡しをした、1件のお宅で、4世帯8人のご家族が暮らす総2階のお家です。
同じ部屋の写真でも、撮る角度でいろんな表情をみせてくれます。

まずはリビング。

そしてダイニング。

次に和室。
襖のデザインもこのお宅の為だけのオリジナルです。

もうお気づきかと思いますが、この3つは同じ空間にあります。

2階に上がるとセカンドリビングがあります。
ホールのようなこの空間を通って、家族がそれぞれの寝室に入ります。


真上に天窓を付けて、天井をめいっぱい高く上げています。
ロフトや背の高い本棚を作り付けて、楽しさいっぱいの空間です。照明は光る球体のようなまん丸なペンダントライト。

 


竣工写真の撮影と前後して、私達の行う重要な仕事。それが設計と施工の社員による現場検査です。
これは担当者以外の社員も多く参加しますので、第3者の立場から、現場に不備はないか、様々な角度からチェックがなされます。担当者の私達はドキドキものです。

2階のセカンドリビングを見た一人の設計士が、「各個室へのドアが面していて、街みたい」という感想を漏らしてくれました。
私はなんだか、それがこのお宅のご家族を象徴しているように思えて、すごく印象に残っています。
3世帯が一緒に暮らすご家族も珍しくなった昨今、こちらのお宅は最年長の大おばあ様、おじい様、おばあ様、ご主人、奥様、そして3人の元気なお子様の4世帯が、みんなでほんとに仲良くわいわい暮らす一家です。
血のつながった家族といえども、ひとつ屋根の下で暮らすには、みんなが自分勝手な振る舞いをしていては成り立ちません。親しき仲にも礼儀あり、でお互いに敬意と愛情を持って毎日の暮らしを送っているのだなぁ、とこのご家族と接して思いました。家族の中の個人が、一つの家の中を行き交い、一緒に食事をして笑い合い、食後のひとときを共に寛ぎ、それぞれのタイミングで個室に引き上げ、また朝になったらおはようのあいさつで出会う。
2階のセカンドリビングは、そう考えると、一つ一つ違う路地へとつながる、街の広場のような役割を果たしているのかもしれません。


子供たちにとっても、大人たちにとっても、家族は一番小さなコミュニティで、そのハコとなる家は、一つの小さな街とも言える側面を持ち合わせているように感じます。
新築をされて、街(家)の様相はかわっても、もちろんご家族の関係は変わらず、いつもの大きな笑い声がこだましていることでしょう。

幸せなことに、この仕事をしていて、抱く感想。
家族っていいなぁ。

 

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2009/11/06

木材探し

こんにちは。設計の池上です。

先日は材木屋さんに 現在計画中のI様の和室やニッチに使う木材を探しに行きました。

材木屋の倉庫

膨大な数の まだ加工されていない長さ4mを軽く超える無垢の板が立て掛けてあります。

大きさに圧倒されながら、お客様から聞いた予算と、イメージに合う板を探します。

写真の倉庫はほんの一部で、この10倍以上大きい倉庫が他に有り、宝探し気分で掘り出し物が無いかうろうろします。

ちゃぶ台

倉庫の奥は加工場もあり、かわいいテーブルを作っている最中でした。

ようやく 予算とイメージに合う物が見つかり、仮予約♪ きっとI様に気に入っていただけると思います。

カタログに載っている製品と違って、1つ1つ全て異なり世界に1つしか無い無垢板を せっかくなので使ってみてはどうでしょうか? 掘り出し物探して来ますよ♪ 

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