久々に木造塾便りです。
本年も木造塾に参加しこれで6年連続となりました。本年は、著名人が講師となる
機会が増え、休みなく参加しております。勿論、懇親会にも参加し先生方のお話し
を聞かせて頂いております。11月は、竹原 義二先生と半田 雅俊先生。12月は
内藤 廣先生の講演でした。
先月も本当に面白いお話しを聞く事が出来、竹原先生の講演が12月にも有ります
ので、思わず参加依頼をしてしまいました。東京ですが、時間と・・・がきつい!
12月の内藤先生の講演の中で、草薙運動公園内に計画されている体育館の話が
有りました。コンペを勝ち抜き内藤先生が設計する事となっています。その辺の話が
有り、興味深く拝聴しました。
これ何か解りますか?コンペで提出した案の元になったものだそうです。ヤクルト
などの蓋を逆さにし、真ん中を切り抜いたものを屋根の様に被せたものです。
上がパースですが、ほんとにそのままですね!建築家というのは、どこかでヒントに
なったイメージが実際になってしまう!素晴らしい、感性ですね。やはり、建築家は
作家だったそんな感じがしました。
これらは、内観のパースです。先生の作品は、木をいかしたものが多く有り、海の博物
館、安曇野ちひろ美術館、倫理研究所冨士高原研修所、日向市駅、旭川駅は是非
見に行ってみたい所です。
静岡では、御殿場のとらや工房ととらや御殿場店が内藤さんの設計です。興味有る方
は是非行って見て下さい。
来月の木造塾は、温熱環境の先生お二方が見えます。スタートした低炭素住宅につい
てなどの講演が有ると期待しています。
また、何か情報が有りましたらお見せしたいと思います。
木造塾って本当に面白いところです!
住宅事業部 設計の半田です。約1年半ぶりの投稿になります。
何せ、内容を構造という難しいものにした結果、少々敷居が高くなってしまい・・・・・!
そんな事も言っていられませんので、この1年何をやっていたか報告したいと思いますが、本日は、最近当社で施工された液状化対策に適していると言われている地盤改良工法についてレポートします。 環境保全型地盤改良方法と施工している会社では名付けている様です。以前から有った砕石を使用した砕石パイル工法です。
液状化に対応した工法には、サンドコンパクションパイル工法が一般的ですが大規模な建物用の工法で住宅には適しません。小規模住宅の場合これが!と言った工法が見当たらず、鋼管杭で施工される場合が多い様です。そんな中で、砕石パイル工法が東日本の震災の際に有る一定の効果が有ったと言う事で脚光を浴びています。
今回まさに液状化の影響を受けると思われる事と、近隣の河川や池の水への影響を考え、砕石パイル工法であるHySPEED方法を採用しました。私の担当では有りませんが、見る機会が有りましたので写真を載せたいと思います。
まず、電柱を建てる時に使用するオーガーと言う機械ににている特殊な装置を使い、予定杭長まで掘削を行います。杭径は400φ~650φまであります。
次に掘削が終わった穴に20mm~40mmの砕石を投入しながら(20センチ程度毎)、ドリル逆回転で押し込んで行きます。砕石パイル及び周辺地盤ともに圧密が掛かります。
そして上記の様に完成します。
土の粒子が大きい砂質土の場合、粒子間に間隙水が有ると共に、表面水位が高い地域では。地震の揺れに依り、砂の粒子は、下層では密になり上層では液体状になります。そして噴砂となって地面に吹き出してきます。砕石パイル自体の隙間が水を通しやすいため、水圧をうまく吸収し液状化に依る噴砂をも未然に防ぐ効果が有ると言う事です。
地盤補強方法には、様々な工法が有りその土地に有った補強方法を選択する事が重要だと考えます。
大変面白いBLOGが多くなっていますが、堅いBLOGも有って良いかと思いますので面白く無いかも知れませんがこれから住宅を考えている方の為に少しでも役に立てればと言う事で技術BLOGを続けたいと思います。
皆さん、飽きずにお付き合い下さい。次回は、液状化のメカニズムについて簡単にお話しします。
設計の“おか”です。
暑い日が続きますが、時折吹き抜ける風がすっかり秋めいてきました。
さんま祭り(※1)の季節ですね。
さてさて、さっそく本題ですが
新築住宅の、しかも自由設計ともなると決めることはてんこ盛りです。
ましてや、店舗併用住宅ともなると、店舗のオープンの日取りもありますので、時間との戦いです。
今回はそんな店舗併用住宅ならではの打合せをご紹介です。
~打合せの様子1~
現場に落ちている段ボールを掲げて、遊んでいるのではなく、
看板の大きさにカットしてきた段ボールで実寸を確認中。
結構でかいです!目立ちまくりです!ニヤニヤ
それにしても、お施主様に段ボールを持たせ、写真を撮って遊んでいる私はどーなんでしょう・・・
~打合せの様子2~
実際の看板の大きさに印刷したもので最終的なデザインを打合せ!
大きくて机からはみ出している~
この後、外に出て文字の大きさやバランスを確認したりと、
アクティブな打合せと相成りました~
こんなそんなで、店舗併用住宅なので決めることも多く、
なかなかの時間との戦いっぷりでしたが、
なんとか看板もある程度決まり一段落です!!!
「おおさわ鍼灸院」と「おおさわ漢方薬店」
長泉町中土狩に間もなく完成です!
頭痛や産後の体ケアなど、体に不調がある人はぜひ行ってみてください。
~朗報~
こちらの店舗併用住宅は10/20・10/21に見学会が行われることが決まりました!パチパチ
おかでした(V)o¥o(V)
※1:さんま祭りとは、日吉の某所で秋に行われるひたすらさんまを焼き、そしてひたすらさんまを食す祭りのことである。
こんにちは。
設計を行っているTです。
最近、寝苦しい夜が続いていますね。
自分も暑いのは苦手なので、思わずクーラーのスイッチを入れてしまいます。
体にも環境にも、おまけに家計にも優しくないと分かっていながら止められないのは、あながち自分の意志の弱さだけではないようです。
近年、盛んに報道されている温暖化の影響は確実に広がっているようで、スコールの様なゲリラ豪雨や極端に高温になるヒートアイランド現象など、今までの日本では考えられない現象が多発しています。
徒然草の時代から、日本の建築は夏を旨とすべしといわれてきましたが、夏を快適に過ごす住宅の在り方を改めて考える必要がありそうです。
エネルギーや資源をふんだんに使った重装備の建築から、自然の様相をうまく取り入れて、軽やかに環境に寄り添う建築へと、発想そのものを転換していかなくてはと、建築に関わる者の一人として強く感じています。
でも、難しいんですよね・・・
クーラーのスイッチを切るのが・・・・
こんにちは! N(夫)です☆
ちょっと久しぶりになってしまいました
今回は、先日お施主様と一緒にあの天竜杉で有名な浜松市天竜区にある木材屋さん(T.S.ドライシステム協同組合)に行ってきた時のお話です☆
AM8:00:お施主様と私、監督、営業で会社に集合して、期待を胸に一路浜松へ
最初に現地のプレカット工場でプレカット図(建物の構造体の設計図です☆)の打合わせをして、いよいよ天竜へ、浜松市内から天竜へは車で一時間ちょっと、天竜川を横目に山間部の道を進んで行くと・・・
☆ありました☆
どうでしょうこの素敵なロケーション
山間部に、木材が整然と積まれた広大な敷地に、大きな加工場、倉庫が出現しました。木の良い香りが辺り一面広がっていてとてもワクワクした気持ちになりました
☆真剣に説明を聞くお施主様☆
協同組合の理事長さんが、とても親切に我々を案内してくれました☆ 先日は本当にありがとうございました
☆木材は一本一本、いつ伐採されたものか分かるようにしっかり管理されています☆
出番を待つ木材達です☆ 製材され、カンナをかけるととても綺麗な木目が現れます。
当日は一日かけて、木材に関わる人達といっぱい話す事ができました☆
車内や見学中もお施主様や監督と、お施主様にとっての理想の家って何かを沢山お話をすることが出来てよりお互い共有するものが多くなった気がします。共有できる事を増やすことが設計の仕事だという事を、改めて思い出した一日になりました
早く完成した建物が見たくなった今日この頃です☆
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