本日、会社で漆についての講習会を行いました。
先生を招き、建築にもっと漆を使うためにどうするか
施工方法や注意点はどんなことか、有意義な話が聞けました。
なぜ漆が良いかというと、まずは自然素材で有害な物質を出さないということ。
漆は固まる前は御存じの通り、触るとかぶれたりするのですが
いったん固まってしまえば非常に安定した防護膜となり、融けたりすることがありません。
また、熱や酸にも非常に強く、本物の漆塗りのものは火であぶっても燃えないということです。
(お土産物屋で売っている千円、二千円ぐらいのものは偽物も多いとのこと)
それに長く使えば使うほど味が出る塗料ということも、設計士として大きな魅力です。
そして拭き漆の実演もやっていただきました。
拭き漆とは読んで字のごとく、漆を塗っては拭き、乾かしてからまた塗って拭く、
ということを繰り返す技法です。
先生は素手で拭いてますが、これは小さいころから漆に接してきたから成せる技だそうで
普通の人がやったら確実にかぶれます。
ビニールの手袋は必須です。
拭き漆は黒塗りの漆などとは違い、木目を生かした漆塗りとなります。
素敵な仕上がりになるのですが、ネックになるのがやはりお値段。
漆が塗料として高価であり、また施工に手間がかかるので
現状ではあまり気軽には使えないお値段になります
まずはムク板のテーブルや床の間の部材など
ポイント的にご提案していきたいです。
将来は漆が当社のセールスポイントのひとつになればいいな、と思っています
住まいの中での漆の活用にご興味のある方、ぜひ、平成建設にお問い合わせください。
こんにちは。久しぶりの登場N(妻)です
すっかり、暖かな 日差し の日が多くなってきましたね
木々が 太陽 の日差しを浴びて青く光り 輝いて いるのをみていると、
元気 が出てきますね
その一方で、梅雨 にも突入したとか・・・
雨はちょっと苦手です
たどたどしく言葉を発している息子くんは、雨を覚えたようで、
雨が降っているのを見ては 「あまぇ」 と教えてくれます
傘もお気に入りのようです
さてさて、
先月の中旬、設計を担当させて頂いているお住まいが 着工 いたしました
地盤補強工事、基礎工事と順調に進み、
そろそろ、 上棟 になります
只今、基礎の養生中です。
着工後は、平面だけだったものが、 どんどん 形になっていくので、
何度経験しても わくわく するものです
ところで、
地鎮祭から基礎までの状態の時期に、
お施主様に言われることが多いことがあるのですが、どんなことかわかりますか?
「こんなに狭いと思わなかった・・・」
基礎だけの状態の時に現地でみると、なんだかとても 小さく 感じてしまうのです。。。
しかし、
柱が立ち、建物の骨格ができ立体的な空間ができてくると、
ちゃんと 広さ が感じられるので、 安心 して頂けるようになります
上棟した後に、お施主様とお会いすると、
「狭いと 心配 していたけど、 安心 しました」と言っていただけます
不思議ですよね、柱や壁、天井ができている方が、空間の 広さ を感じられるなんて
安心して頂けると、こちらも ほっと 胸を なでおろしたりしています
そんなこんなで? 上棟 が 待ち遠しい 今日この頃です
ではでは、また次回。
こんにちはN(夫)です☆
無垢(栃)のテーブルが、ついに完成しました
先日、無事お施主様のもとにお届けすることが出来ましたのでご報告です☆☆☆
始めに全景です。木の自然な形状を生かしリビングに配置しました。
お昼寝をしているのはご子息のⅠ君です。(スヤスヤです)
次は木目を楽しんでください
写真では分かりにくいのですが栃の光沢とさざ波模様が出ています。
又、原木の時には分からなかったのですが、表面を綺麗にしたら、木目の変化が丁度良く出て、素敵な感じに仕上がりました。
既製品には無いドキドキ感ですね☆
天板も重要ですが、足のデザインも同じく重要です。
今回、栃の天板にタモの足と中棚を設置しました。足の間に鏡板をはめ込んで安定感を出しました。
色合いも栃とタモは相性良く納まりました
テーブルを設置すると、ほんのりと自然木の香りが漂い癒されました。これから年月がたって味わいが出てくるのが楽しみです☆
また『お施主さまと一緒に素敵な木材に出会えるといいなっ』と思えた一瞬でした
こんにちはN(夫)です。
少し前になりますが、『無垢のリビングテーブル』の材料を探しに、お施主様と一緒に、三島の材木店までいってきました。
お施主様は、以前に当社で施工して頂いた方で、現在リビングテーブルが壊れそうな為、以前より興味のあった無垢のテーブルを思い切ってご検討という事になりました。
お施主様ご家族と待合せをして材木店へ・・・
材木店の倉庫には杉、欅、栃、・・・といった木材があふれんばかり並び、一歩踏み込むと木材の良い香りが漂って胸が躍りました
↓広い倉庫が狭く見えるくらい多くの材木が並んでいます。
そこでお施主様といろんな木材を眺め、出来上がるテーブルをイメージしながら探していたところ、ついに出会いました 『運命の一本』に
樹木名は『トチノキ(栃)』です。北海道、本州、四国、九州に自生しています。表面を加工すると光沢がでて材によっては、きれいなさざ波模様が浮かび上がるのが特徴です。家具や建築材、楽器等に使われています。
原木は長さ220cmほどありますが、リビングに配置してみると長さ180cm×巾65cmの大きさが丁度良いようなので、切断して使う予定です(余った部分は飾っておけるよう考えています)
打合わせが終わった後、すがすがしい気持ちになりました。無垢の木には癒しの効果があるみたいですね。
今から出来上がりがとても楽しみです。完成しましたら、またご報告したいと思います
こんにちは、ZUNです。
今回の大震災で被害に遭われた方に
心よりお見舞い申し上げるとともに
一日も早く日常を取り戻せることを祈っております。
震災から1月以上が経ち、東北から遠く離れた沼津ですが
まだ影響は続いています。
建築業界においては、資材不足、納期の遅れが至る所で発生しており
平成建設としても、お客様にご迷惑がかからないよう手を尽くしております。
以前の状況に戻るのがいつになるか見当もつきませんが
こんなときだからこそ、頑張れる人間が頑張っていこうと思います。
さて、私事になりますが
最近自宅を購入しました。
普段、マンションの設計にも多く携わっていることから、中古の分譲マンションにしました。
やはり生まれて初めての買い物、勉強になることが沢山ありました。
それは設計の細かな部分だったりローンのことだったり奥様の視点だったりするわけですが
設計士としてさらに一歩成長できたような気がします。
経験に勝る学問なし、ですね
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