平成住宅日誌―平成建設住宅部スタッフブログ―

  • 暑いですね!

    Posted on : 2010.08.19

     暑いですね!本当に今年は暑い!

     夏が余り得意でない半田です。

     この暑い中、先週と昨日の2日無垢材を選びにお客様と材木屋に行ってきました。

     リビングの窓を30センチ程床より上げ、ちょっとしたベンチ替わりにする事、踏み台にする事も出来るカウンターの材料選びです。

     当初は、積層材カウンターを使う予定でしたが、”無垢材がいい”と言うお客様の一言で今回の材料選びとなりました。写真の材料は”タモ”材です。非常に堅い木で、昔、この材を室内で使おうとした所、大工さんに材をカットするに使う工具の刃の代金を請求された事が有ります。それほど堅いんですね!木目がきれいに出ていて、出来上がりが楽しみです。

     先週は、玄関に取り付けるカウンターを探しに行き、すでにカウンターは納品されましたが、長い板材でしたので残りで座卓を作って貰いました。

     まだ、塗装されていませんが本当に味のある、この世に1台しかない座卓が出来上がりました。完成が待ちどおしいですね!この他に商品では有りませんでしたが、椅子をみせて貰いまして、それは非常に座り心地の良い椅子でした。見かけは、既製品の様に繊細なデザインでは有りませんが、何か優しい、ほっとする様なデザインでした。

     その他に、私の知り合いの設計事務所名の注文書がついた物が有り、良くこの材木店を利用していると聞き、本当にびっくりでした。もう、20年近く前からの知り合いですが、同じ材木店に出入りしていた事をまったく知りませんでした。

     今回お連れしたお客さまは夏休みと言う事でお子様を連れての来店でしたが、木工に大変興味を持ち、親子で何かを作りたいと話しておりました。そのうち、二人で工作している姿が見られるかも知れません!

     因みに、当社でも日曜大工教室をやっています。

     まだまだ、今年は暑い日が続きそうです。残暑も厳しいといってましたので、皆さん(社員も含め)熱中症

    には十分注意して下さい。

     エアコンの無い材木店の倉庫でのお話でした。(次は、もっと涼しくなってからにします!)

  • 身近なパワースポット

    Posted on : 2010.08.07

    みなさんこんにちは、宮下です。

    夏真っ盛りですね。

     

    先日夏休みを頂いて、同期入社の女子社員で御殿場まで小旅行に出かけました。

    同期7人中、県外の支店や別の会社など、今ではなかなか集まれない中、全員参加となりました。

    メインは温泉だったんですが、せっかく集まったのでちょっと観光へ。。。ということで、

    『駒門風穴(こまかどかぜあな)』に行ってきました。

    地図

    富士山の大爆発と共に出来た溶岩隧道であるこの風穴は、現存する国内最古かつ最大な物なのだそうです。

    入り口

    入り口は意外と深そうだなというくらいですが、中に入ってびっくりするほど大きな洞くつです。

    ジブリに出てきそうな雰囲気です。

    内部は2つ通路があり、入り口から立ち入り禁止区域まで154m溶岩ゴツゴツの岩場を歩いて進みます。

    女性の方は長靴も借りれますので、ヒールの方は掃き替えたほうがお勧めです。

    けっこう中は広いです

    写真のスケール感が解りにくいですが、奥に女の子が立っています。

    枝穴へ 入り口はとっても狭い

    内部は夏冬通じて13℃程度ということで、奥に進むほどひんやりしてきます。

    日光が入ってこない地下はこんなに涼しいのかと感心しました。

    天井からは露がポタポタ(結構な量で)落ちてきます。

    外はこんなに明るい 外の緑がきれいです

    ぐるっと一周すると出口へ、穴から入ってくる光が幻想的です。

    外はあつい!!

    アラサーの私たちも大満足なパワースポット!!

    出口のおみくじも迷わず引きました。

    散策後にうれしい、富士山のおいしい水も用意されてます。

    観覧料は200円

    200円で涼も感じ、ちょっとした探検気分も味わえます。

    家族連れにも、観光としてもお勧めですよ。

  • 平城遷都1300年祭

    Posted on : 2010.07.26

     先週、奈良へ出掛けました。久々に家族で旅行をしました。考えて見ると

    中学の修学旅行以来で大よそ40年振りになります。

     各お寺は、1箇所見るのに数時間掛かるため、奈良市内をメインに遷都

    1300年祭の会場を中心に見て来ました。

     朱雀門です。平城京の入り口になります。入り口は、南と決まっていたようですね!

     大極殿です。色々な儀式などを行っていたようです。ここは、第一次大極殿でここの

    南西に第二次大極殿の後が有りますが、復元の予定は、今の所無いようです。

     兎に角天気に恵まれて良かったのですが、会場は、殆ど露天ですので暑くて死にそう

    な思いをしました。

    でも、見に行って良かったと思いました。しかし、こういう建物も図面は、描けません!

    勉強しないと!

     ちょうど、奈良へ行った2日目の夜から奈良市内でライトアップが始まり見に行ってきました。

     古いデジカメでしたので、この辺が精一杯でした。東大寺の南大門です。下の鏡池に

    この姿が映りこみ幻想的でした。もっと、上手く撮れてていたらよかったのですが!

     古い建物(町並みもふくめ)見てきましたが、やはり、余り派手になりすぎず、落ち着い

    た佇まいの家は古くなっても、色が褪せてももいいですね! 時代の先端を行く様な、デザ

    イン性の強い家でなくても、そこに住んでいる人の笑顔が見られれば、それだけで、私は幸

    せを感じます。

     これからも、デザインばかりに振り回されず(デザインも大事ですが)、地道にお施主中心の家作りをして行こうと改めて感じた3日間でした。

     

                                         住宅部 設計の半田でした。

  • タイル

    Posted on : 2010.07.23

    今日はとっっっても暑いですね。。。

    とっても汗っかきなので、水分補給が欠かせない宮下です。

     

    最近、タイルを仕上材で使いたいというお客様が増えてきているように思います。

    大判タイルや綺麗な絵の描いてあるもの、鮮やかなモザイクなど、タイルもたくさん種類があります。

    カタログを見ているだけで楽しくなってきます。

    ただ、日本は土足文化でないからか、住宅内でタイルの出番は割と少ないですよね。

    2か月前に旅行に行ったイタリアでは、街中いろんなところにタイルが使われていました。

    実はタイル大好きなので、いっぱい写真に撮ってしまったので紹介させていただきます★

     

    まずはミラノのアーケード内の床タイル

    有名なタイル画だそうです

    この牛さんのタイルの上で回ると幸せになれるそうです。

    みんなが回って少しへこんできていますが、今でもとっても綺麗でした。

     

    続いて外構の参考にもなりそうなこちら

    色合いが絶妙です

    31番の方はわざわざ上からタイルを貼っているんですが、それだけでかわいらしい印象になりますね。

    赤いお花との鮮やかな色合いで素敵でした。

    この青い色の文字はいろんなところで使われています。

    案内版も 標識も

     標識も案内版も青い文字。

    大きさもフォントも違うのに、オシャレでまとまって見えます。

     

    地図も 香水屋さんの看板 カプリ島の時計台

     地図もお店の看板も、カプリ島のシンボルである時計台も、いたるところにタイルが。。。

    やっぱりイタリアはタイル王国ですね。

     

    長い年月を経過してより味わいが出てくるのも、タイルの良さだなと感じました。

    内装も外装も、どちらにもアクセントになるタイル。

    今後ますます人気が高まりそうです!!

  • 大仏スケール

    Posted on : 2010.07.19

    3度目の登場、YOKKOです。どうもです。


    奈良の大仏が見たい。
    ここ2、3年思っていて、やっと今年は行けそうである。

    私は大仏好きだ。
    こんな本まで、ジャケ買い(?)してしまった。
    晴れた日は巨大仏を見に!
    鎌倉、神戸、岐阜、、、意外と日本の各地に大仏はいる。
    熱心な仏教徒でもないし、気合の入った歴女(歴史好きの女子。福山竜馬の影響で増殖中と言われている)
    というわけでもないのだが、
    大仏を見ると、「おー」という気分になる。
    そしてぜったい口に出して『おーっ!』って言っている。

    なぜだ。
    大きいからだ、と私は思う。
    でっかい人(仏様ですが)が優しい顔して座っている。
    毎度、存在そのものに圧倒される。

    毎日の生活のなかで、
    人はサイズ感に慣れる。
    家、会社、まわりの人、お店、どれも程良いサイズだ。
    スケール感に慣れると驚きがない。

    大仏はそれを壊す。
    「想像以上にでかい」
    それだけで、人は驚き、感動する。

    お家を設計するのにもスケール感は大事だ。
    中に住むのは人間で、ヒューマンスケールという言葉もある通り、だいたいサイズは決まっている。
    家というのはその中で人間がいろんな行動をとる。住む人の年齢も大人から子供まで様々だ。
    住みやすく、使いやすく、設計するのは言うまでもなく絶対条件。
    その上に、+αで『ん?ここちょっといいかも』と思ってもらえる空間を作りたい。
    床に座ってこもりたい部屋なら、天井を下げる。
    景色のいい川沿いの家なら窓を大きく取って吹抜けを作る。
    和室の床を一段上げて作ってみる。
    日常慣れ親しんだ、「当たり前の」スケール感をちょっと崩したい。
    大仏様とまではとてもいかなくても、
    それによって、ほんの少し、家の中が楽しくなればいいと思う。
     
    »»»»»»
     

    大仏とは対照的だが、
    男性の平均身長が156センチくらいだったと言われる、江戸時代の屋敷を見物するのも好きだ。
    住む人が小さいから全体的に建物が小さい。ちまちましている。が、美しい。
    昔の人は、身の丈に合った小さい屋敷から、はるばる大仏見物に出かけたのだろうか。
    初めて目にした大仏は、私達が感じる驚きとは比べものにならないくらい、大層な衝撃だったことだろう。
     
    奈良への旅がとっても楽しみ。
    東大寺盧舎那仏像&Me!