監督Hです。
今回は、物に色を付ける塗装工事についてです。
塗装というのは、実に奥が深く、難しい工事です。
図面には、OP、EP、AEP、OS などと種類が表示されていますが、
これは、油性、水性、アクリル水性、オイルステインを表しています。
この他にも、色々な種類の塗装があります。
最近よく使用されるのが、オイルステインです。
これは、木目を生かす塗装で、塗料を木に染み込ませて色を付けます。
この塗料は、下地の状況(白太、赤身、節など)により、染み込みかたが違うため、
少しむらがあるように見えてしまうのが難点です。
汚れや、染みの意味をもつステインという名の通り、良くも悪くも木の表情がそのまま出ます。
この写真では、梁は何も塗っていないように見えると思いますが、
バニラ色のステイン塗装をしています。
これは、時間が経っても日焼けしたように見せないために塗っています。
その他にも、階段の手摺にはOPを、階段、建具にはオイルステインクリアー、
赤く見える棚には2液のウレタンクリアー(1液と2液があります)の3分艶。←艶の具合も変えれます。
そして、壁にはカルシュウムペイントを塗布しています。
下地に応じて塗料を変える。まだ出会ったことのない塗料も、たくさんあるはずです。
さらに色の種類も無限にあります。
お家を建てる時には、外壁、屋根、床、壁、天井などなど、沢山の色を決めていただきます。
かなり体力を使うとは思われますが、それを設計士と楽しんで下さい。
現場では、そのイメージをしっかりと形にするために、協力させていただきます。
こんにちは、栗田です。
10月3日・4日に函南町柏谷で完成見学会
「思い出の建具を活かした懐かしさのある家」を開催いたしました。
(http://www.freedesign-home.net/info/detail/091003.html)
「お施主様の奥様の手作りです」と伝えるとみなさんとても驚いていました。
1階のダイニングは床は杉、壁はホタテパウダーと自然素材を使い、木の香りが心地いい空間です。
「やっぱり木の香りはいいですね」とおっしゃるお客様が多かったようです。
香りや風合いは写真では分からないことですので、こうして現場で実際に感じていただくことは家造りの上でとても大切なことだ改めて思いました。
雨が降ったり、雷が鳴ったりと足元が不安定ななか、ご来場いただき有り難うございました。
また、ご協力いただきましたN様、本当に有り難うございます。
見学会が終わり一息ついたところですが、引き続き、今月の17日・18日には伊豆市で次回見学会を予定しております。
詳細が決まり次第、HPでご紹介いたしますので、是非ご覧下さい♪♪
今日は!設計の半田です。少し更新が空きましたが、今回は地盤の事前調査についてです。地盤調査結果の見方については、次回、お話します。地盤の判定についてどうしても地盤調査の結果(数値)のみで判断されがちですが、 実際はその土地の地形・地質の情報の方が有効になる場合が多くあります。それでは、実際の地盤調査の進め方を説明します。
①事前調査・・・資料調査にもとづく現地調査の立案
②現地調査・・・現地計測、現地踏査
③地盤解析・・・現地調査に基づく基礎形状、地盤補強広報の選定
①の事前調査は予備調査とも呼びます。簡単に説明すると下記の様になります。
土地の成り立ちを知り、数値には出てこない、或いは数値で判断が出来ない部分の判断をする場合には、既存の資料を基に判断をする事になります。それでは既存の資料とはいったいどんなものが有るのでしょうか?
既存資料
①地形図
②旧版地形図
③土地条件図・地形分類図・地盤図
④地質図
⑤空中写真
上記の資料の一部を参考に載せておきます。
河川両端の沖積低地が開発され、住宅化や商工業化が進んでいることがわかる。
これは一例ですが、旧地形図と新地形図を比べますと従前に河川だった事 や、田畑であった事、山の斜面を埋め立てた事など目には見えない事が解ってきます。また、行政で扱っている1/2500の白図では、方位、等高線による高さ(海抜)を知る事が出来地盤判断の為に非常に役に立ちます。
上記の資料の他に静岡県の場合地震防災センターのホームページで第3種地盤、液状化危険地域のおおよその位置を確認出来ます。このような事前調査の元でいよいよ現地調査に臨む事になります。現在の地盤調査会社はその殆どの会社が地盤改良をする会社です。不必要な地盤改良をする事が無い様に設計者一人一人が地盤に対する知識をもち、適切な判断をする事が必要となります。事前調査の結果、次回紹介するSWSの結果を基に設計者としての判断を下す事になります。住宅だけではなく、全ての構築物に共通ですが地盤判断は一番大切な事だと思っています。皆さんも聞き流す事無く、また、SWSの報告書に目を通し設計者の地盤に対する考え方を聞いてください。
それでは、次回は実例を使ってSWS調査をご紹介します。
平成建設の家ブログ×4がスタートして2か月半が経ちました。
本日は開始当時を振り返り、ごく初期に掲載された、とある写真のその後を追跡してみたいと思います。
開設当初にアップされたこの写真。
→該当ブログを参照!
施主様お気に入りの栃のカウンターを取り付けていたのが7/15。
さて、その後カウンターはどのようになったのでしょうか?
答え:こんなにステキに仕上がりました!
内装が終わり、ステキ度が大幅アップ!
杢が美しい……
施工例で何件かご紹介していますが、無垢材の一枚板にはどれも、それぞれ異なった美しさがあります。そして間近で見る機会があると、その美しさに思わず見入ってしまいます!
ちなみにカウンターの上部空間は吹き抜けになっており、明るい日差しが差し込んでいます。
吹き抜けもステキです。
今週末に見学会を開催させて頂くお住まいでは、施主様こだわりのケヤキの一枚板を使用した掘炬燵をご覧いただけます。ご来場、お待ちしております!
こんにちは、営業の 寺島 です。
今日は、地鎮祭のお話です。
今回の場所は、長泉町のH様邸。
地鎮祭は、お施主様にとって、
「いよいよ工事が始まる!」 と実感する瞬間だと思います。
お施主様がお見えになるときには、すべての準備ができているように僕たちは頑張ります!
↑ キレイに仕上がるまで頑張る工事監督 A
↑ それをさらにキレイに仕上げようとする工事責任者 「S課長」
↑ 紙垂(しで)の間隔にも余念がありません。
↑ 完成! 祭壇は南(東)向き 椅子は北向き 長テーブルは左にセット。
↑ 緊張の第一声
営業(司会)の僕としては、地鎮祭が始まる第一声は、何度やっても緊張します・・・
「ご一同様、ご起立下さい」
「祭壇へ向かい、一礼をお願い致します。」
「どうぞ、ご着席下さい。」
・・・ この、 「どうぞ、ご着席下さい。」 が一番かみそうになります ・・・
地鎮祭が無事終了した後は、担当の設計者とお施主様で地縄の確認を行います。
↑ 「S課長」 は、当然片付けも頑張ります。
通常、この後、平成建設 「住空館」 へ行き、「工事工程確認」 と 「色確認」 を行います。
いよいよ工事着工となります 「H様邸」 !!
<構造見学会> と <完成見学会> を予定しておりますので
是非、お楽しみに 。。
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