こんにちはN(夫)です。
先日、担当させていただいたお宅が 『☆祝竣工☆』となりましたのでご報告です。
コンセプトは『通り土間のある家』でした。
ご家族4人で、1階を『集まる場』に、2階を『個人の間』としたお住まいです。
通り土間を玄関に、引込の建具を開けると床座のリビングに直接つながります。又、土間は勾配天井になっていて正面を見上げると、2階離れの障子が目に入ってきます。土間を中心にリビング、小上りの和室、2階離れが繋がった空間構成です。又、リビングの吹抜けには居室やバルコニーと繋がるスノコ廊下がかかっていて優しい光がスリットを抜けてリビングに入ってきます。
まずは、玄関を入ったときのお写真です。
土間を中心に各お部屋が配置されています。勾配天井が気持ちの良い空間になりました
リビングに入るとそこには 無垢の堀座卓が飛び込んできます。樹木はセンの木を使っています。
とても素敵なテーブルになりました
優しい光がスノコ廊下を抜けて入ってきますスノコはタモの木で作っています。
当社の大工さんの力作です。
小上がりの和室はシンプルに・・・ 障子で土間空間と繋がっています。
2階離れです。窓からは外の木々を楽しめます。障子を開けると土間空間と繋がります。
2階の各お部屋にはロフトが設置されていて、とてもわくわくした気持ちになります。
昨年の夏にお施主様と出会い、約11ヶ月とても楽しく設計させていただきました。ありがとうございました☆ 11ヶ月というと長いようですがアッという間の時間でした☆ 工事中は震災の影響もあって、一部の設備機器が引渡ギリギリの搬入になってしまいましたが、大きな事故もなく、無事お施主様にお引渡ができてホッっとしました。
お施主様☆
設計・工事期間中、いろんな打合わせ、ありがとうございました。竣工後も変わらぬお付き合い宜しくお願い致します。
又、何かお気づきの点ありましたら、ご気軽に声をお掛けてください☆
現場監督の原野です。
先日のブログ 「平成建設の大工」 のなかで、最後のほうにボソッと書かれていた、
藤沢ショールームのテーブルになる材料。
それが、
見事、テーブルとなって藤沢ショールームに届きました。
すばらしい出来栄えです。
さすが桜井大工。
テーブルの真ん中には、小物などを収納出来るような工夫が。
テーブルを一つ置いただけで、部屋中に杉のいい香りが漂うようになりました。
しかし、自分が目を奪われた、
このテーブルの本当の見せ場は、
契(ちぎり)。
リボンの様な形のものです。
本来、木が乾燥をして割れてきている部分の、割れ止めの役目をします。
なので、今回は節の部分を彫って埋めているので、
正確には、契とは言わないのかもしれません。
瓢箪型や蝶々型などはよく見ますが、
花型の埋め木は初めて見ました。
ご興味を持たれた方は、藤沢ショールームへ実物を見に来てください。
無垢のテーブルや、TVボードなどお探しの方は、
是非、ご相談下さい。
本日、会社で漆についての講習会を行いました。
先生を招き、建築にもっと漆を使うためにどうするか
施工方法や注意点はどんなことか、有意義な話が聞けました。
なぜ漆が良いかというと、まずは自然素材で有害な物質を出さないということ。
漆は固まる前は御存じの通り、触るとかぶれたりするのですが
いったん固まってしまえば非常に安定した防護膜となり、融けたりすることがありません。
また、熱や酸にも非常に強く、本物の漆塗りのものは火であぶっても燃えないということです。
(お土産物屋で売っている千円、二千円ぐらいのものは偽物も多いとのこと)
それに長く使えば使うほど味が出る塗料ということも、設計士として大きな魅力です。
そして拭き漆の実演もやっていただきました。
拭き漆とは読んで字のごとく、漆を塗っては拭き、乾かしてからまた塗って拭く、
ということを繰り返す技法です。
先生は素手で拭いてますが、これは小さいころから漆に接してきたから成せる技だそうで
普通の人がやったら確実にかぶれます。
ビニールの手袋は必須です。
拭き漆は黒塗りの漆などとは違い、木目を生かした漆塗りとなります。
素敵な仕上がりになるのですが、ネックになるのがやはりお値段。
漆が塗料として高価であり、また施工に手間がかかるので
現状ではあまり気軽には使えないお値段になります
まずはムク板のテーブルや床の間の部材など
ポイント的にご提案していきたいです。
将来は漆が当社のセールスポイントのひとつになればいいな、と思っています
住まいの中での漆の活用にご興味のある方、ぜひ、平成建設にお問い合わせください。
こんにちは、杉山です。
今日明日はまた天気が崩れるみたいですね。
そういえば私、先週末に梅雨の晴れ間を狙ってBBQやってきました!!!
お肉屋さんの友達がいましたので、お肉充実のBBQです!!
タン塩・カルビ・ロースなど、ワサビを付けて頂く、最高に贅沢なBBQでした!
自然の中で食べる食事ってなんて美味しいんでしょうね (^_^)/
さて、そんな自然繋がりで・・・
今週末の見学会はこんな自然いっぱいの場所で見学会を行います!
前庭から、広大な緑の風景を望むことができるお住まいです。
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6月18日(土)19日(日) 10:00 ~ 16:00
会場 : 沼津市戸田
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沼津の街中からは、少し遠い場所ですが、
ドライブがてら見学会!はいかがですか?
行き帰りの道も、木々に囲まれて、とてもリフレッシュできますよ ★★
1階は車2台がゆったり入る、20帖のガレージです。
奥には、6帖分の土間収納もあります!
家族が集まるLDKは2階に。
キッチン部分はリビングより40センチ下がっているので、
カウンターに座る人と目線が合うようになっています。
他にも・・・
光が差し込むスリット階段や
呼吸する健康塗り壁を使用しています。
是非、ご来場下さい。スタッフ一同お待ちしております。 (^_^)
こんんちは、杉山です。
ジメジメと蒸し暑い今日この頃ですね。
そういえば、去年の今頃にこんな記事を書いたのを思い出しました!
「自然素材の調湿効果を調べよう!!」
http://www.freedesign-home.net/blog/jukukan/entry/297.html
確かに、事務所から自然素材を使用したショールームへ行くと、
「なんだか涼しい ・・・ !!」
と感じます。 (^_^)/
やはり、自然素材の効果、なのでしょうか・・・
さて、何度かブログで 「自然素材」 の話をさせて頂きましたが、
肝心なことを忘れてました!
ということで、今回は どんな自然素材があるのか、ご紹介したいと思います!
■ ■ 無垢の床 ■ ■
木は水分を含むとふくらみ、吐き出すと縮みます。
この無垢の木の「呼吸」は、室内に自然の調湿作用をもたらしてくれます。
室内の湿度が下がり乾燥してくると水分を吐き出し、高くなると水分を吸収してくれます。
この性質は結露防止に貢献する他、室内環境を快適に保ってくれる効果も期待できます。
■ ■ 呼吸する壁 ■ ■
貝殻には、木と同じ調湿作用があります。
微細な孔が湿度を吸収、放出することにより、部屋の湿度を一定に保つことが可能です。
また、貝殻の微細な孔がニオイの分子を吸着し、
貝殻の主成分である炭酸カルシウムがニオイの元を分解・除去します。
熱を伝えにくく、湿度の高いときは湿気を吸い、
乾燥してくると湿気を吐き出し、室内を快適に保ちます。
また、物理吸着と化学的な吸着分解で有害物質を処理します。
紙は、木と同じように呼吸しています。
また、新聞紙に挙げられるように、本来紙が持つ性質として保温効果があります。
自然素材には、メリットがある反面、デメリットもあります。
例えば、木は呼吸 する度に、膨張・収縮を繰り返しすため
割れや反りが生じたり、目地の隙間が広がることがあります。
時間の経過とともに変色もします。(経年変化)
お住まいに自然素材を使用する際には、
自然素材ならではの特徴を知ったうえで、取り入れて頂けたら、と思います。
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