平成住宅日誌―平成建設住宅部スタッフブログ―

  • SE工法

    Posted on : 2009.12.02

    現場監督Hです。

    12月5日(土)、6日(日)に構造見学会を行います。

    (詳細は、トップページのリンクを参照ください)

    こちらはSE工法で建てられた建物です。

    そこで今回は、今までに自分が管理をした、SE工法の現場の写真を交え、

    この工法のポイントを紹介したいと思います。

    まず、大きな特徴としては、構造計算をして、引抜の力が大きくかかる柱を、

    金物を使い、基礎と直接つなぐというところです。

    金物を基礎とをつなぐ アンカーボルト通常の木造では、考えられない太さと長さです。

    このアンカーボルトを、基礎の中に埋め込みます。

    鉄骨の建物並みの基礎です。正しい位置にアンカーをセットします。

    このアンカーの位置は、かなり重要で気を使います。

    そして、コンクリートを打設後、金物をセットします。

    この状態では、木造住宅が建つとは思えません。

    こうして、建て方を行っていきます。

    柱をたてた状態。

    この工法で建てると、骨組みの状態で、もうほとんど動きません。

    そして、合板を貼り、さらに剛性を高めていきます。

    釘のピッチ、種類、長さ、すべて構造計算に基づき施工していきます。

    釘の本数は大事です釘は多すぎても、少なすぎても駄目です。

    こうして構造体が出来上がっていきます。

     

    以上、簡単に紹介させて頂きました。

    実は、かなり省略していますので、詳しくお知りになりたい方は

    ぜひ、構造見学会にいらして下さい。

    現場監督として、しっかりご説明させて頂きます。

    今週末のご来場をお待ちしております!