監督Hです。
今回は、物に色を付ける塗装工事についてです。
塗装というのは、実に奥が深く、難しい工事です。
図面には、OP、EP、AEP、OS などと種類が表示されていますが、
これは、油性、水性、アクリル水性、オイルステインを表しています。
この他にも、色々な種類の塗装があります。
最近よく使用されるのが、オイルステインです。
これは、木目を生かす塗装で、塗料を木に染み込ませて色を付けます。
この塗料は、下地の状況(白太、赤身、節など)により、染み込みかたが違うため、
少しむらがあるように見えてしまうのが難点です。
汚れや、染みの意味をもつステインという名の通り、良くも悪くも木の表情がそのまま出ます。
この写真では、梁は何も塗っていないように見えると思いますが、
バニラ色のステイン塗装をしています。
これは、時間が経っても日焼けしたように見せないために塗っています。
その他にも、階段の手摺にはOPを、階段、建具にはオイルステインクリアー、
赤く見える棚には2液のウレタンクリアー(1液と2液があります)の3分艶。←艶の具合も変えれます。
そして、壁にはカルシュウムペイントを塗布しています。
下地に応じて塗料を変える。まだ出会ったことのない塗料も、たくさんあるはずです。
さらに色の種類も無限にあります。
お家を建てる時には、外壁、屋根、床、壁、天井などなど、沢山の色を決めていただきます。
かなり体力を使うとは思われますが、それを設計士と楽しんで下さい。
現場では、そのイメージをしっかりと形にするために、協力させていただきます。
こんにちは 営業担当の秋元です
台風18号が7日15:00時点での情報では
翌日(8日)の午前中頃に静岡県に到達する予定です。
今日は、営業担当にも点検する現場が割り振られ
明日は現場監督や大工以外も現場に出動して
皆で点検や周辺の清掃です。
今日の各現場は台風に対する準備と確認作業です。
着工中のお施主様、既にお引き渡しされたオーナー様
明日はご自宅、現場等で何かございましたら
すぐにご連絡ください。
そういえば以前、台風による大雨の際、
オーナー様のご自宅の前が計画道路の造成中で
そこのずさんな工事で積んであった土嚢が崩れて側溝を塞いでしまい
しかも、そこの工事会社は夜7時で既に連絡とれない状態という一大事で
何とか助けてくれという電話が営業担当にありました。
そこで急遽、平成建設の職人達10人(ほとんど寮生)くらいを招集して
無事に危機を乗り切ったという事もありました。
ちなみに、私も応援にいきました(^^)
災害時は周りでも何が起こるかわかりません。
オーナー様へ。今後も何かお困りな事がございましたら、ぜひご一報ください。
ご相談承ります。
こんにちは、栗田です。
10月3日・4日に函南町柏谷で完成見学会
「思い出の建具を活かした懐かしさのある家」を開催いたしました。
(http://www.freedesign-home.net/info/detail/091003.html)
「お施主様の奥様の手作りです」と伝えるとみなさんとても驚いていました。
1階のダイニングは床は杉、壁はホタテパウダーと自然素材を使い、木の香りが心地いい空間です。
「やっぱり木の香りはいいですね」とおっしゃるお客様が多かったようです。
香りや風合いは写真では分からないことですので、こうして現場で実際に感じていただくことは家造りの上でとても大切なことだ改めて思いました。
雨が降ったり、雷が鳴ったりと足元が不安定ななか、ご来場いただき有り難うございました。
また、ご協力いただきましたN様、本当に有り難うございます。
見学会が終わり一息ついたところですが、引き続き、今月の17日・18日には伊豆市で次回見学会を予定しております。
詳細が決まり次第、HPでご紹介いたしますので、是非ご覧下さい♪♪
どうもお久しぶりです。現場監督アベちゃんです。
工事着工前には必ず地鎮祭を行いますが、その前に地縄を張ります。
この地縄は建物の位置を示しています。
その後、建物内に祭壇を設置します。
地鎮祭とはその土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの
許しを得るために行います。
地鎮祭後、お施主様立ち会いのもと、建物の位置確認を行います。
やはり図面上ではイメージする事が難しいので、
現地で必ず確認をします。地縄張りはそのためでもあります。
建物の位置が決まったところで、遂に工事の着工です!
今日は!設計の半田です。少し更新が空きましたが、今回は地盤の事前調査についてです。地盤調査結果の見方については、次回、お話します。地盤の判定についてどうしても地盤調査の結果(数値)のみで判断されがちですが、 実際はその土地の地形・地質の情報の方が有効になる場合が多くあります。それでは、実際の地盤調査の進め方を説明します。
①事前調査・・・資料調査にもとづく現地調査の立案
②現地調査・・・現地計測、現地踏査
③地盤解析・・・現地調査に基づく基礎形状、地盤補強広報の選定
①の事前調査は予備調査とも呼びます。簡単に説明すると下記の様になります。
土地の成り立ちを知り、数値には出てこない、或いは数値で判断が出来ない部分の判断をする場合には、既存の資料を基に判断をする事になります。それでは既存の資料とはいったいどんなものが有るのでしょうか?
既存資料
①地形図
②旧版地形図
③土地条件図・地形分類図・地盤図
④地質図
⑤空中写真
上記の資料の一部を参考に載せておきます。
河川両端の沖積低地が開発され、住宅化や商工業化が進んでいることがわかる。
これは一例ですが、旧地形図と新地形図を比べますと従前に河川だった事 や、田畑であった事、山の斜面を埋め立てた事など目には見えない事が解ってきます。また、行政で扱っている1/2500の白図では、方位、等高線による高さ(海抜)を知る事が出来地盤判断の為に非常に役に立ちます。
上記の資料の他に静岡県の場合地震防災センターのホームページで第3種地盤、液状化危険地域のおおよその位置を確認出来ます。このような事前調査の元でいよいよ現地調査に臨む事になります。現在の地盤調査会社はその殆どの会社が地盤改良をする会社です。不必要な地盤改良をする事が無い様に設計者一人一人が地盤に対する知識をもち、適切な判断をする事が必要となります。事前調査の結果、次回紹介するSWSの結果を基に設計者としての判断を下す事になります。住宅だけではなく、全ての構築物に共通ですが地盤判断は一番大切な事だと思っています。皆さんも聞き流す事無く、また、SWSの報告書に目を通し設計者の地盤に対する考え方を聞いてください。
それでは、次回は実例を使ってSWS調査をご紹介します。
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