case.14 静岡県沼津市 S様邸
日当たりを重視されるお施主様のご要望にお応えして、2×4ではできない在来工法のメリットを活かし、鋼製ブレースにより構造耐力を確保することで、大きな窓のある明るいLDKが実現しました。 また、ご家族が顔を合わせ、会話する機会が増えるよう、2階のフリースペースやダイニングの位置なども工夫しています。 オール電化・太陽光発電パネルを採用し、ご家族と環境に配慮された「環境共生」の住まいです。
屋根には太陽光発電パネルを設置。3.6Kの太陽光パネルが効率よく発電するよう、計算してデザインしています。
太陽光発電は発電時に二酸化炭素や排気ガスを排出しない、クリーンなエネルギーです。
災害時に送電が止まっても自家発電した電気は、冷蔵庫などへ供給できるよう、計画してあります。
ウッドデッキとリビングに面した大きな窓です。
建物の強度上、本来この壁には筋交いが入るので、大きな窓は設けられませんでした。
しかし、日当たりを重視されるお施主様のご要望にお応えして、鋼製ブレースを採用。1階、2階に大きな窓を造り、十分な日当たりを確保する事ができました。
このように大きな開口が計画しやすいのも在来工法の特徴です。
南面の大きな窓と吹き抜け、更に天井のトップライトから太陽の光が差し込み、暖かで明るいリビングになりました。
奥様こだわりのフルフラット対面キッチンは、玄関へと続く扉と対面しており、来客時やお子様の帰宅時にすぐに挨拶ができるデザイン。
キッチンの収納は引き戸にすることで省スペースに。
リビング夜景。
リビングとダイニングに囲まれたウッドデッキは、床の高さを同じにすることで室内を広く感じられるようにしています。
リビングとダイニングに程よい距離感を作ることで、家族がリビングでTVを見ていても、ダイニングテーブルでは落ち着いて読書や、作業ができるよう計画しました。
キッチンから洗濯機のある洗面脱衣場を繋ぎ、またダイニングテーブルへの配膳も考慮した動線。
お湯の出る場所を最短距離で纏め、給湯配管の長さを短くすることで省エネ効果も期待できます。
家族の会話が弾むように、ダイニングはテレビが見えない位置に配置しました。