case.63 静岡県沼津市 O様邸
施主様のご希望を取り入れた、南プロヴァンス風のお住まいです。 一枚一枚色が違う、オレンジ色の波型陶器瓦を採用することで、屋根に絶妙な色のグラデーションを生みました。 白い壁、鉄製の飾り、デザイン性を高めた窓が欧風の印象を生む、華やかで可愛らしいお住まいです。
白い壁にオレンジ色の陶器瓦で、南プロヴァンス風デザインを取り入れた外観。
ポーチ横は屋根が深くなっているため、自転車やバイクが雨から避けて停められるようにしています。
玄関は北側に位置していますが、明るく広々と使えるように、上部を大きな吹き抜けにし、二階部分の窓から明かりが差し込むデザインにしました。
お客様をお迎えする玄関壁面には、飾りタイルを貼ってアクセントに。間接照明がタイルの凹凸を浮かび上がらせます。
エントランスの床板には、リビング等にも使っている相生杉を採用。
階段を上る人の気配を感じたいとのご要望があり、階段の壁の一部に窓を設けました。
施主様のご希望でステンドグラス風のシートを貼っています。
階段の手すりをフラットバーにすることで、圧迫感を軽減し、より広く、明るく感じられる開放的なエントランスとなりました。
家族みんなで過ごすLDKは、相生杉の床とホタテパウダーの塗壁を採用。
カウンターにはブラックウォールナットの無垢板を使用しています。
構造上、キッチンの横にある柱は抜く事ができなかったため、もう一本柱を足して飾棚に。
壁を抜いて見せることで、空間に連続性が生まれ、広々とした印象を与えます。
ガラス板を使用した飾棚は、開放感を生むとともにキッチンの目隠しも兼ねています。
障子や襖ではなく、ポリカーボネートの引き戸を採用した和室。
外装・内装・建具共に洋風のお住まいなので、和室も軽い和のイメージに。
また、この和室は玄関ホールと直接繋がっているため、LDKを通らずに、お客様をご案内することができます。