case.31 静岡県伊豆の国市 I様邸
政府主導の「長期優良住宅」の認可を受けた住宅です。 緑豊かな自然に囲まれたお住まいは、内装の壁や床、カウンターなどに無垢材をたくさん使い、ナチュラルで温かい空間になりました。 2階には富士山を眺められるセカンドリビングを配置し、和室の押入れには以前のお住まいの柱を再利用するなど、住まいの随所にお施主様のこだわりがちりばめられています。
キッチンからリビングの眺め。化粧梁を露出させてナチュラル感を演出しています。
床にはパイン、腰壁には松の無垢材を使用し、優しいアースカラーでまとめました。
カウンターの天板は無垢のケヤキ材です。
座卓使用したケヤキは、お施主様こだわりの無垢の一枚板。
奥に見えるTV台の天板にも、無垢のケヤキ材を使用しています。
階段ホールは、いずれ二世帯住宅として使用する事を考え、セカンドリビングとしてデザインしました。
天井を高く取る事で開放感を出すと共に、上層部の窓からは夏場、室内にこもった熱気を逃がせるようにしています。
また、日当たりが良い明るい部屋であるため、西の窓にはLow-Eガラス(赤外線・紫外線をカットし、光は通しつつ熱は遮断するガラス)を採用し、西日を抑えました。
非常に眺めがよく、バルコニーからは富士山を眺めることができます。
セカンドリビングの一角に設けた書斎コーナー。ここの窓からも富士山を眺めることができます。
カウンターはトチの一枚板。
様々な木材を使用することで、木材ごとの色の濃淡や木目の違いが調和し、ナチュラルな空間になりました。
和室の押し入れにはひっそりと、以前のお住まいの柱が隠れています。
お子様の成長を記録した思い出の柱は、新しいお住まいになっても、ご家族と共に時を重ねてゆきます。