case.23 静岡県駿東郡長泉町 T様邸
SE構法を用いた、エレベーター付きの木造3階建て2世帯住宅です。 猫と一緒に暮らす事を考え、室内各所の扉には猫専用の入り口を設け、また壁紙にはキズや汚れに強いペット用のクロスを使用しています。
外観南面。シンプルな北面とは対照的に、各階が複雑に構成されています。
窓の数を数えると一見4階建てのようにも思えますが、一番上層部にある窓は4階ではなく、3階ロフトの明かり取り窓です。
建物北面。道路に面しているため、プライバシーを考慮し、北面の窓はすべてスリガラスにしました。
お施主様こだわりの外壁を使った、白とこげ茶の落ち着いた外観は、周囲の3階建住宅の中でもひときわ存在感を示します。
20帖の広さがあるLDK。 天板の幅が1,300㎜あるムクの栃(トチ)を使用した堀座卓が印象的です。足元、座面、キッチンスペースにそれぞれガス床暖房を設けているため、室内全体が暖かく、冬でも快適に過ごす事ができます。
動線をスムーズにつなぐホームエレベーター。
ホームエレベーターの扉は、階によってブラウンメイプルとライトメイプルを使い分けています。
3階は勾配天井を活かしてキャットウォークを設け、更にキャットタワーからキャットウォークへ移動できるよう、猫用のステップも作り付けました。
猫が自由に行き来できるよう、扉には猫用の出入り口をつけています。
子供部屋には、それぞれロフト収納をつけました。
天井に使用したのは蓄光クロス。消灯後にブラックライトを当てることで、天井に一面の星空が浮かび上がります。
- case.65 愛犬と暮らす家