case.90 駿東郡小山町 H様邸
まだまだ現役世代のお施主様が、引退後の生活を考え、早目に理想のセカンドライフを実現されたお住まいです。 じっくりと腰を据え、約1年かけて資金計画やプランを練り込みました。 特に資金計画については、担当営業と共に様々な問題をクリア。 こだわりの吹抜け、薪ストーブ、ウッドデッキを設え、外観は北欧風のぬくもりを感じる装いに、内観はアンティーク建具を用いた和モダンテイストにと、お施主様のご希望を一つ一つ丁寧に実現したお住まいです。
豊かな自然に囲まれた土地に、大きな屋根とストーブの煙突が印象的な外観。まるで童話に出てくる住まいのようです。
計画地からは、壮大な富士山を間近に見ることができます。
四季の移り変わりが美しく、引退後のセカンドライフをのんびりと過ごすにはもってこいの閑静な立地。
セカンドライフをゆったり過ごす住まいということで、防犯や管理コストを考慮し、部屋数は少な目に。
その代り一つ一つの空間を大きく取ることができ、同時にデザイン面でも「遊ぶ」余地が生まれました。
塗りむらを活かした壁や石のタイルを用いて素材感を出し、ぬくもりを感じられる外観を演出。
同時に素材感が重くならないよう、空間に余白を持たせています。
玄関から左右に伸びるホール。和室とLDKに繋がる廊下には、突き当りに明り取りを兼ねた坪庭を配しました。照明は、お施主様が自ら買い求められた逸品。
屋根形状を活かし、梁を現したリビングダイニング。
キッチンを分離することでリビングに生活感が持ち込まれず、スッキリとした状態を保つことができます。
薪ストーブの対面に2階への階段を配置。
部屋を小さく区切らず、一体化することで広々と開放感のある空間になりました。
初回プラン提出後、お施主様が自ら買い求められた4枚セットのアンティーク引き戸。この引き戸に合わせて、2階フロアの設計を行いました。 欄間をオープンにし、雪見窓を設けることで、実際の広さ以上に広く感じられる空間に。
寝室に隣接する空間を最大限活かし、通常デットスペースになる部分を収納空間として活用。 屋根形状に合わせて天井が低くなっていますが、収納力は抜群です。
- case.08 やっぱり木だね
- case.18 市街地に建つコテージ風住宅
- case.85 高原のセカンドライフ