case.21 静岡県沼津市 M様邸
水廻り共用の二世帯住宅。1階の親世帯は空間アレンジなど機能面を重視し、2階の子世帯は施主様こだわりのインテリアを重視した住宅です。 2つの世帯が1つの住宅に住まう時、それぞれの世帯が住宅に求めるものは異なります。 2つの世帯それぞれの、住宅に対する思いを盛り込みました。
「Country House」らしさをつめこんだ2階リビングは、キッチンの取っ手や、カップを飾るシェルフがおしゃれなカントリー調。
照明は施主様自ら買い求められたこだわりの品で、本物の「ひょうたん」を加工してあります。
壁は珪藻土を塗り、実際は写真よりも濃い赤色に仕上がっています。
家族が自然と集まるスペースになるよう、LDKは二階でも一番日当たりの良い場所に配置しました。
書斎兼、奥様のミシン室。床をウォールナット調に仕上げることで、落ち着いた部屋になりました。
裁縫作業がしやすいように、奥行きのある机をL字型にし、ミシンの配置に合わせてコードを通す穴を空けてあります。
机上に敷いてあるものは、作業用のゴムシートです。
2階洗面台もカントリー調に。鏡やタオル掛けは木製のものを、洗面台は白いタイル貼りのもの採用しました。
照明の雰囲気も良く、まるで海外の住まいのようです。
主寝室・リビング以外の部屋は白をメインにまとめました。
部屋にはそれぞれ作り付けの十分な収納が有るため、部屋全体を広く使う事ができます。
こちらの部屋は、ベッドを置くかわりに一段高いゾーンを設けています。
このスペース、実は一階へ下る階段上のデットスペースを活用したものです。
シャンデリアが豪華な寝室。深緑の壁紙がシックな印象です。
ステンドグラス入りの扉は、施主様がご自分で探され、ご用意された輸入ものの建具です。
それぞれスペースに合わせた、施主様こだわりの照明の数々です。
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