case.09 静岡県沼津市 T様邸
それぞれの部屋を、風や光の通り道になるパティオを取り囲むように配置しました。 モダンな外観とは対照的に、床は南波から松や樺(かば)などのムク材、壁にはホタテパウダー、和紙といった自然素材に包まれるナチュラルな空間。 SE構法ならではの大空間リビングも、この住宅の見所の1つです。
真っ白なキュービックを組み合わせたようなモダンな外観。 オープンなパティオを部屋で取り囲むことで人の視線を遮り、家族のプライベートゾーンとしました。
各部屋はパティオを囲むように配置しました。北側に面したダイニング・和室へも、パティオを通して十分な通気性・採光性が確保されます。
パティオの中央には、シンボルツリーとしてヒメシャラを植えました。
SE構法ならではの、柱・壁のない大空間LDK。南波から松(ななみからまつ)独特の床材の雰囲気が活かせるよう、床以外は白くシンプルに仕上げました。 ダイニングは一部吹き抜けになっており、パティオからの光が注ぐ明るいLDKです。
ダイニング上部は吹き抜けになっています。梁を大胆に見せるようデザインしました。
吹き抜けを通して、1階・2階それぞれの気配が伝わります。リビングからはウッドデッキに出る事ができます。
2階の主寝室の一角には、ドレッシングコーナーを設けました。
2階の床は樺(かば)のフローリング。1階の南波から松とは、また違った味わいです。
壁には和紙壁紙・ホタテパウダーといった自然素材を使用し、環境や健康に配慮しています。
- case.36 光を迎えるパティオのある家