case.87 静岡県伊豆の国市 T様邸
「バリ風の家にして欲しい」というお施主様のご希望を取り入れた、アジアンリゾート風のお住まいです。 周囲を住宅に囲まれ、外観上のアクセントを活かしにくい立地であったため、敢えて総二階建てを採用し、内部空間の面白さを追求しました。 上階を全て吹き抜けとしたLDKは、壁面を彩る木の質感が南国のリゾート感を演出します。
空間を最大限に生かせる総二階建てを採用。
施主様のご希望だったウッドデッキがLDKと前庭を繋ぎます。
ウッドデッキ、バルコニー、門柱には無垢の木材を採用。防水性・防虫性が高く、超硬質のマニルカラを使用しています。
外壁にはこげ茶のALCを使い、リゾート風に。
玄関は東面に配置。
日当たりの良い南面は居住空間として活用するため、そして風情のあるアプローチを長めに取るための配置です。
はっきりとした門はありませんが、背の低い門柱とシマトネリコによって、アプローチと庭の境界が視覚的に認識されます。
2階部分を全て吹き抜けにしたLDKは、設計士の描いたスケッチがほぼそのままの形で採用されました。 階段脇の柱は構造上は不要なものですが、アクセントとして取り入れています。