case.06 静岡県三島市 K様邸
交通量の多い通りに面した、隣家の近い、南北に長い土地という難しい条件でしたので、 窓の大きさや方向、バルコニーの素材などで、明るく開放的な空間を作れるよう設計しました。 お住まいで目立つのは何といっても二つの玄関を結ぶ通り土間。 壁は漆喰、床には無垢材といった自然素材を使用し、オール電化・蓄熱暖房も完備した住宅です。
道路に面した玄関。ここに見える玄関ともう1つの玄関が通り土間で結ばれています。
ALCを黒く塗装して重厚感のある外観に仕上げつつ、たて格子の目隠しで全体が重くなり過ぎないように。
もう1つの玄関。
こちらは駐車場に面しているため、車でお越しのお客様用の玄関でもあります。ドアは2階から施錠が可能。
脇にあるお稲荷さんも同時にリフォームしました。
靴で行き来できる便利な通り土間には大収納スペースを設けました。
ここに蓄熱暖房器を設置し、家全体を暖めるようにしてあります。
床は職人による洗い出し仕上げ。踏石(靴脱ぎ石)はお施主様が自ら買い付けに行かれました。
室内を白と黒のモノトーン調で仕上げたので、階段は温かみのある色にしました。
家族みんながくつろぐ、大空間の二階リビング。天井が高いため開放感があります。
二階リビングの、白いアイランドキッチン。左右どちらからでも動ける、便利な動線です。
床の間には御影石、畳は「へり無し畳」としたシンプルな2階和室。 白い空間の中の黒がモダンな印象を与えます。
洗面所やトイレ、バスルームなどは白で統一しました。
白いタイルが清潔感があります。
ライトはお施主様こだわりのマリンライト。
1階トイレ。
小窓と棚のデザインが落ちついたトイレです。
二世帯住宅なので、1階と2階にそれぞれ洗濯物干しスペースがあります。 2階のバルコニー床をグレーチングにすることで1階のサンデッキにも明かりを入れる事ができるようにしました。
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